掛川奮闘記

2005年01月15日(土) 050115_小笠町閉町式

 昨日アメリカから帰国したばかりなのですが、一応時差ぼけもなく過ごせております。

 アメリカにいたときに向こうの時間に慣れきらないうちに帰ってきてしまったのでしょうか。

 さて今日は、
■小笠町閉町式 の1本です。

【小笠町閉町式】
 朝9時から近傍の小笠町の合併に伴う閉町式が行われ、市長代理で出席をした。

 小笠町は1月17日の月曜日に隣接する菊川町と合併をして、菊川市として生まれ変わるのだが、今日はそれに伴う閉町式が行われたのである。

 会場は小笠中央公民館で、来賓には県議会議員や県行政事務所長、近傍の首長たちが集まった。

 会場には小笠町の関係者が出席をしていたが、出席人数は約100人ほどのこぢんまりとした集いであった。

 開式の言葉が小笠町助役から述べられたが、「…ご出席頂いた皆様には失礼にあたるのではないかと心配するほど簡素な式典といたしました…」と言うほど、確かに質素な式典でありました。

 開式の言葉の後は小笠町の物故者に対する黙祷が全員で行われ、続いて黒田淳之介町長からの式辞が述べられた。

 小笠町は昭和29年3月31日にそれまでの三村が合併をして小笠町となったのだが、そのときの初代町長は今の黒田町長のお父さんなのであった。

 以来現在の黒田町長まで8代の町長が町政を預かったが、父が町制施行最初の町長をやり、息子が小笠町最後の町長となると言うのも皮肉なと言うか、責任ある運命的な役回りと言えるのかもしれない。

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 続いて町議会議長からは、「合併に際して、清水と静岡の合併では旧清水市の地名には頭に『清水』という冠をかぶせる苦しいやり方をした。今回の小笠町と菊川町の合併による菊川市のなかでは、『小笠』という名前は小笠東・西・南小学校という三つの小学校にだけ残ることになる。しかしそれでよいのだと思う」という感想が述べられた。 

 自治功労表彰が2名の方に授与された後は、来賓からの祝辞が述べられた。

 それらに続く、式典最後のシンボリックな儀式は町旗封納である。

 町長が旗竿に二カ所で縛り付けられている小笠町の旗をはずし、会場に大きく広げて見せた後に、「ではこれを封納します」と言いながら、畳んでお盆の上に載せた。

 これ以降は旗竿につけられた小笠町の旗を見ることもないのである。

 合併で新市になると言う新たな希望のある一方で、やはり今までの歴史を一度は断ち切るということも必要なのだ。

 「終わりではありません、始まりなのです」という正しさも、やはり一抹の寂しさと無縁ではない。

 会場を去るときに、町の関係者に対しては「おめでとうございます」もなさそうで、「新市でのご発展をお祈りします」と告げた。

 それは紋切り型ではない、心からの精一杯の応援だった。

 寂しいけれど変わらなくてはならない。そして、変わらなくては行けないのだけれど、やはり寂しいのである。


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 その足で東京へ向かい、夜9時半に掛川駅に降り立った後は、スローライフNPOの新年会。

 今日もまた遅くまで飲んでしまいました。それにしても時差ぼけが来ないなあ。そろそろがっくり来そうなものだが(^-^;)



【明日の予定】
 一日オフ。帰国の荷物の整理やら掃除洗濯などをしてしまわないと。


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こままさ