掛川奮闘記

2004年12月09日(木) 041209_決断を迫る

 段々寒くなってきましたね。部屋の中の温度計は16℃。夜にこの奮闘記を書くときは、足下に湯たんぽが欠かせません。
 今日からは着ているフリースの中で、ポカリのボトルにお湯を入れたものを抱えて、ほかほかしてます。まるで浪人時代の冬のようで懐かしいね。


 さて今日は、
■一般質問初日
■チャリティコンサート・イン・グランドホテル の2本です。

【一般質問初日】
 今12月議会は一般質問が7問と、普段の議会よりもちょっと少なめで、いつもなら二日間びっちりかかるところが一日半で終わりそうです。

 今日の一般質問の目玉はなんといっても、二人目に登場する菅沼副議長からの、市長に対する新市の市長選に対する意気込みと出馬表明を聞きたいという通告である。

 実は、今週の月曜日に月初めの定例記者会見があったのだが、記者さんの興味はこの初日の二番目の質問だけであった。

 その場の雰囲気で、質問に答える形で市長からなんらかの意思表明があるだろうと言うことで、今日の二番目の質問が終わった後の昼には記者会見をセットすると言うところまで話が決まっていたのである。

 記者会見の最後に市長が、「なんだか西南戦争にかつがれた西郷隆盛の心境がつくづく分かるんだよ」と苦笑いした。

 「気が乗らないんだけど、突っ込まないとこれまた仕方がないという心境がね」とのこと。さてさて、どうなりますか

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 質問のトップバッターは、戸塚久美子議員。お茶シンポジウムと子育てについて質問。

 シンポジウムでは市民がただ聞くだけではなく、企画の最初から参画をするという形で関わらせて欲しい、との要望。

 市長からは「本来ならば一つのシンポジウムを実施するのに二年かかってもおかしくないところを、掛川市役所ならば半年で実施できるようになった、と答弁。

 行政能力を取るか、市民参画という手法を取るかは首長の考え一つかも知れないが、それぞれに長短がありそうである。

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 いよいよ菅沼議員からの市長の態度表明を求める質問が始まる。

 「他市の方からも『市長は市長選にいつ態度表明をするのか』と言われるし、市民からは『対立候補はもう走り出している』と言われる。市長自身、新掛川市の未来に向けて今一度頑張ってくれるかどうか、考えを聞かせて欲しい。この場で聞かせて欲しい」という、直截な質問である。

 これに対して市長からは、「短刀を突きつけられたような質問だ(笑)。自分自身は十四回にわたる法定協議会で合併の方向性についてしっかりやってきたつもりである。しかし『ならば、やるのか』と言われれば、それはまた市民の判断である」

 「6期、7期目の選挙の時も、『これが最後』と言ってきたのだが、合併と言うことになって状況がやや変わってきた。事実なのだが『長い』ということも批判になる。また出来て当たり前でできないと不満が募るということもある」

 「しかし『長いから出来ることがある』と、自分からはもう言えない。指示をして下さる人たちから、そういう声が上がるかどうかが鍵ではないか」

 「大東、大須賀の首長ともまたそこまで突っ込んだ話はしていない。14日に新市移行対策本部会議があって、一市二町の首長助役が集まる機会があるので、そこで意見交換は出来る」

 「掛川市の市長選ならば掛川だけで決めればよいが、合併後の選挙となると、大東町、大須賀町とも十分に意見交換をしてから決断をすべきだと思う。掛川単独で判断して良い話ではない」

 「自分自身は報徳と森林など、他の人は誰もやらないだろうけれど大事だと思うテーマがあるので、残された人生の7〜8年をそこに専心すべきという思いもある」

 「『長い』『変わって』という声に対して『そうではなくて…』と言ってもらえるかどうかを支持者の皆さんにお願いしたい。また、二町の町長が掛川と合併して良かったと思っていて欲しいが、突っ込んだ議論はしていない。14日はそういう議論が出来る」…とここで一度目の答弁。

 やらなくちゃしょうがないか、という気持ちと、いいのかな、という気持ちとが交錯しているような印象。いずれにしても、立候補決意表明と言うことにはならなかった。

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 再質問では、「それならば14日が最終判断と言うことか」、「地区集会を新市でも継続して欲しいが、どうか?」という質問。

 これに対しては「14日は議論できるチャンスではあるが、この日が全てではない。市議会も『応援する』と言ってはくれているが、同時選挙と言うことになるので、人のことは構っていられないくらい大変なのではないか(会場爆笑)」

 「それと、家を出るときに家内から『絶対に“出る”と言ってはいけません』と強く釘を刺されているので、今日は言えません(会場大爆笑)」

 市長の結論が出るには、もう少し時間が掛かりそうである。

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 用意された記者会見も、記者さんたちは苦笑いで、書く内容がないのでずっこけ状態。盛んに14日や議会最終日の24日の答弁に期待するということで解散。


  
 さてさて、市長の答弁を聞いた市民はどういう考えをもつだろうか。決断まではまだ時間が掛かりそうだ。


【チャリティコンサート・イン・グランドホテル】
 夜になり、ぽっかりと日程が空いたので、スローライフ仲間のSさんがマネージャーをしている駅南のグランドホテルで行われる予定の「中越地震災害チャリティコンサート」にでかける。

 Sさんはスローライフのことを一生懸命やって下さっているのだが、Sさんが企画するホテルイベントにはなかなか参加できず心苦しかったので、今日は参加しようと思ったのである。

 チャリティコンサートは、市内外のバンドや音楽グループで、ジャズ、軽音楽、コーラス、ブラス系などなど多彩。

 実は参加してみようと思った理由にはもう一つあって、スローライフ関係で知り合ったレーゾン・デートルというバンドが参加するからである。

 このバンドでは「川は覚えている」という、掛川の逆川という川にちなんだ歌を作ってくれたのだが、これが結構きれいな曲で、私も好きなのだ。

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 さて、会場はグランドホテルの三階の一番大きなホールで、入場料二千円が既にチャリティ。

 広いホールには丸テーブルが20個くらい置かれていて、会場の両脇にお食事類が並べられている。
 
 中央にステージが組まれていて、アンプ・スピーカーの類が並べられている。

 ここで各バンドが数曲ずつ歌って、次から次へと交代をするのである。

 あるテーブルには中年の男性と女性が10人くらい陣取っていて、曲が始まるたびにディスコダンスやら社交ダンスを踊って楽しんでいる。
 こういうのを見ているのも面白いね。

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 お目当てのレゾンデートルは、5番目に登場。オリジナル曲ばかりのバンドだが、全体に音楽のクオリティは高い。

 キーボードのS君は北海道の出身で実に上手だ。お望みの「川は覚えている」も女性ボーカルのTさんが歌ってくれて、ぞくぞくして鳥肌が立ってきます。

 なんとか世間に出してあげたいと思うなあ。早くCDにしてほしいものだ。

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 中間で、本日集まったお金を市に託すというセレモニーで私が受け取ることになり、引き受けとお礼を述べました。

 一応25万円以上になったということで、「これが掛川の心意気だい!」という感謝の気持ちで一杯である。

 正式には明日市役所にお届け下さるそうだ。明日は我が身。情けは人のためならず、である。
 



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こままさ