掛川奮闘記

2004年10月21日(木) 041021_台風23号避難勧告解除

【避難勧告解除】
 台風23号の接近で土砂崩れに対する備えから倉真地区の住民の皆さんへの避難勧告は、台風の通過と共に雨も収まったことから本日8時を持って解除となりました。

 どうやら被害らしい被害もなく済んだ様子。本当に良かった。災害対策でかけずり回ってくれた関係者に感謝申し上げます。

【第二回古事記語り】
 掛川での個人的活動の一つとして、「古事記を語る会」というのをたくさんの応援をいただきながら昨年のスローライフ月間で行った。

 会場は事任八幡宮神社の拝殿をお借りするという趣向で、なかなか有限な雰囲気の中で古事記の物語を語るというのはなかなか得難い体験だったのだ。

 そこで、「今年はやらないのですか?」という問い合わせがいくつかあって、さんざん迷ったのだがやはりやることにした。

 掛川の人たちが熱心なお祭りの根底にあるはずの、神社の神様とそのベースとなっている古事記の物語を、文化として楽しもうというのである。

 実はそうやってよくよく考えてみると、日本人の多くが我々にとって身近な神様の世界の話を断片的にしか知らない、と言うことに気づかされる。

 古事記に最初に出てくる神様は何か?答えは「天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)」である。

 こんなことを知っている人もあまりいなくて、私としてはちょっと残念に思っているのである。

 そこでこういう一連のお話しを物語としてお話しすることで、すこしは興味がわいたり自分の記憶の断片が繋がったりするといった風になればよいと思うのである。

 堅苦しくない、自由奔放な神たちの姿はどこかギリシャ神話にも似ていて、いにしえの祖先たちの神話が語る世界観は実に大らかなものである。

 何より我々日本人が誇るべき、語り文化として、あるいは教養としてしっていて損はないと思っているのである。

 もちろん、本で読んで勉強をするのでも良いのだが、まあ人がそれを語るのを聞くというのも面白いと思うのだ。機会があったら聞いてみて下さいな。

 そうしてその機会として、今度の11月6日の土曜日に、事任八幡宮で第二回目の「古事記と琴の夕べ」として行われるのである。

 人数は限定50名で、お代はお茶とお菓子付きで千円、ただし売り出すはずのスローライフバンダナをお買い求めいただいた方には800円という割引価格が適用される予定です。

 あくまでも事前予約制ですので、お気をつけください。昨年は飛び込みできて下さった方が多くて、ドンドン入れていたら60人ほどになり、拝殿に入りきらなくて、いろいろとご迷惑をおかけしたので、今回は人数を絞らせて頂くことにしたものである。

 まあ人数が集まるかどうかですが、神様が好きな人はどうぞご参加下さい。

    ※    ※    ※    ※

 今日はそれで、その打ち合わせとして語りの後で琴を聞く時間でお茶菓子に何がよいか、という相談をしていたのである。

 いろいろと世話を焼いて下さるYさんとお話しをしていて、お茶を出したりお菓子を出したりするのも手間なので、空也上人ゆかりのおいしいお饅頭で良いのでは?とお話ししたのだが、あとでメールが来て、「やはり鹿をあしらったお菓子にしましょう」とおっしゃる。

 「やはり神様と言えば鹿なのではないでしょうか?」というこだわりである。そうとなれば、こちらもお話しの中で鹿にまつわる部分を大事にしなくては行けないかな。

 だんだんおもてなしがお茶の世界に近づいてきたような気がするな。本日のテーマに沿ったお菓子とくればそういうお軸も欲しいような…。


【創発調査第一回委員会は明日】
 明日の夕方から東京で、創発調査の委員会の第一回会合を行う。創発調査は「合併市町村における『テーマの豊かなまちづくり』の展開検討調査」というものだが、これを調査するに当たっては、国土交通省はもとより、文部科学省、総務省、環境省、厚労省、農水省の協力で調査をすることになっており、これらの省庁に横断的にまたがるような学識経験者の委員をお願いすることにしたのである。

 その結果、委員のメンバーは座長に北海道大学で都市計画・まちづくりご専門の小林英嗣教授、文科省からの推薦で大学と地域づくりご専門の高崎経済大学の大宮登教授が参加して下さることになった。

 また、元自治相事務次官で市町村合併推進に世の中の梶を切ったと言われる松本英昭自治総合センター理事長、今や超売れっ子の経済学者で、東大経済学部長の神野直彦教授も市長からのお願いでご承諾頂いた。これはすごいことなのだ。

 さらに、福祉の世界の大御所日本社会事業大学の京極高宣学長、そして九州をベースにグリーンツーリズムの活動を展開されている熊本大学の佐藤誠教授、そしてこれに掛川市長榛村純一が加わる、全部で七名というわけである。

 まあよくもこれだけ大物をズラリと揃えたものだとおもうくらいで、掛川のような中小地方都市が受託するような調査にはおよそ不釣り合いなくらいの大物揃いである。

 どの一人をとっても国の審議会の座長を務められそうなくらいの先生ばかりなのであるからして。

 資料の下準備も十分に行って、いよいよ第一回目は明日。関係の自治体や省庁にも声を掛けて、全部で三十数名の会議となりそうだ。

 「テーマの豊かなまちづくり」という問題提起に対して、各委員がどのようなお話しをして下さるかが楽しみである。
    
 
 


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こままさ