| 2004年10月20日(水) |
041020_必死の帰還 |
【台風の後】 朝、まだ風は強いものの昨夜ほどではなく、確実に台風が去っていることを感じさせる。バスも今日はもう朝からやってきてくれている。台風がすぎてしまえば日常生活に戻るのだ。
バスが那覇市へ着く頃にはもう青空と太陽の日差しが強く、たちまち気温も急上昇の様子。なんという天候の変化であることか。
那覇市内の視察もそこそこに、空港で午後1時半発の飛行機を待つ。朝の情報では、着陸ができない場合は引き返す、と行った条件付き搭乗でもなさそうで、なんとか名古屋まで帰れそうな予感。いや、帰ってくれなくては困るのだが。
飛行機を待つ間も空港のテレビでは全国各地の台風被害の状況が映し出されている。九州〜四国〜近畿地方の被災状況は悲惨である。
台風の進路が四国付近でやや北側に向いたことで、静岡県からは離れてゆきそうな気配。もっと北にずれて静岡県から遠ざかってほしいと思うばかりである。
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飛行機は無事に1時半過ぎに那覇空港を離陸。途中は雲の上なので青空がみられる。地上とは何という差か。
一時間ほどは何事もないフライトであったが、いよいよ着陸のために高度を落とし始める頃からは乱気流の中を突き進むので、揺れが激しくなってきた。なにしろ過ぎた台風を追い越したのであるから、もう一度台風を迎えなくてはならないのである。 一つの台風に二度苦しめられるとはなんとも情けない話ではある。
名古屋空港に降りるまでの最後の30分は、荒れ狂う嵐の中を縫うように飛行を続け、エアポケットに落ちながら、激しい横揺れ縦揺れに苦しんだ。
ようやく飛行機は暴風雨の中の名古屋空港へ着陸。助かった。後で聞けば、我々の便のすぐ後ぐらいからの便はもう名古屋空港への着陸ができずに引き返したり欠航になったとのことで、まさにぎりぎりの間隙を縫っての帰還であった。機長さんには感謝するばかりである。
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もっとも名古屋空港から掛川までのバスの旅も、強風と強い雨の中で東名高速を走るのはなかなかの難儀であった。
車高が高いバスは横風の影響をもろに受けて、ふらふら定まらない。這々の体でやっとこさ帰ってきた掛川であった。
【災害対策本部】 帰還早々、防災会議室に設置された災害対策本部を訪れて状況の確認。倉真の戸沢地区で斜面の竹藪が地滑りの状態で動いていて、斜面の上部にも亀裂があるとのこと。
これが豪雨で水が斜面の下に入り地滑り状態になるようなことがあると、すぐ下を流れている川をせき止めてしまいダム状態になるおそれがあると言うことから、川の水位に近い8世帯に対して避難勧告を発したとのこと。
現在は県の方で、川がせき止められたときに川水が逃げられるように、バイパス河道を急遽掘削してくださっているとのこと。とりあえずは雨も小康状態。台風も少し北の方を移動していると言うことで、影響が少しは少なくなりそうな予感。なんとかもってほしいものだ、と思う。
台風23号はさらに中部から北関東方面に進んでいる。今夜が山場だ。
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