掛川奮闘記

2004年10月17日(日) 041017_イベント日よりで挨拶多数

【イベント日よりだ、今日は】
 朝から快晴。今日は朝からイベントが多数重なっているので、挨拶が忙しい。

 まずは学習センターで「ふれあい広場」の開催で挨拶。これは企画から運営までを、多くの団体、ボランティアの皆さんによって支えられて充実してきたイベントで、各種のボランティアによる催しがあちらこちらのコーナーで展開しているのである。

 朝九時からの挨拶だったのだが、次の「健康まつり」が9時15分からなのですぐに移動。後からまた来ますよ〜。

【健康まつり】
 9時15分からは市民体育館のさんりーなで、健康まつり。こちらは健康相談や、健康運動などの催しを体育館で展開。

 軽スポーツの紹介などもあって、いろいろに楽しめるように工夫されている。

 このイベントには、ソウルオリンピック金メダリストの鈴木大地さんが参加してくれて、いろいろなデータをとらせてほしいというお申し出。
 
 鈴木さんは現在順天堂大学のスポーツ健康科学部の講師をしているのだ。大学で勉強をしてスポーツの道をさらに極めようとしているのであります。金メダリストも辛いものです。

 これにも食推協の皆さんなどを始め多くの団体が参加して下さっている。ありがとうございました。

【第二地区敬老会】
 続いては市内中心部の第二地区での敬老会。

 この敬老会は図書館の地下会議室を使って行われた。この地区では敬老会対象者は176名とのことだが、今日の参加者は約70名ほどであった。

 この会に出席されるお年寄りの皆さんは大丈夫なんですけどねえ。

 ここでの敬老会の式典後の余興が面白かった。なんと掛川文化協会の歴史教室の皆さんたちによる民話劇「孕石(はらみいし)天神様」が演じられたのだ。

 これは市の北部の原泉地区にある、孕石神社にまつわる物語なのだが、この孕石神社はその名の通り、孕石という岩の中に石がある不思議な岩の上に立てられている神社である。

 孕石とは君が代の中に謳われるさざれ石と同じように、石を石灰質の成分が取り囲んで石状をになることから、あたかも石の中に石があるように見えるものなのだが、これを「石が石を産む」と考えられ、これを「子授かりの霊験あらたかな神社」として祀っているのである。

 私も何度か行ったが、社の中にはここへお参りに来た結果子供を授かった多くの親が写真を貼りに来て感謝の意を表している。その数も膨大なもので、霊験のあらたかさを感じるものである。

 民話は、結婚以来5年経ってもまだ子供の出来ない嫁が、亭主の親に疎まれるのを嘆き悲しんでいたところ、老人が通りかかり「明日の朝に夢を見るのでそのとおりにせよ」と不思議な言葉を残して去る。

 その夢が、孕石神社の前の岩から石を一個もってきて、それを神棚に置いて願うが良い、というもので、その結果嫁が子を授かってハッピーエンドという訳である。

 本当に霊験のあらたかな神社であるので、もっと知られても良さそうなものだ。観光振興のあり方も考え直さなくてはなるまい。

 劇は元小学校の先生であった、という方がシナリオを作って、全部で十数人の演者たちも上手でありました。良いものを見せて頂きました。感謝。

【掛川共立病院の竣工レセプション】
 市内の東名IC区画整理地内の土地を購入して頂き、医療法人偕行会静岡
さんがこの度掛川共立病院を開業して下さることとなり、その竣工レセプションに招かれたので市長代理でご挨拶となった。

 偕行会さんは、名古屋などを中心として医療施設を展開する法人で、静岡県では現在静岡市に二つの病院を持っているのを掛川に三つ目の病院を展開して頂けることになったのである。

 特にここの中心的診療科目は腎臓透析で、偕行会は腎臓透析に国内でも有数の実績を持たれているのである。

 私が挨拶で述べたのは、「二重、三重の意味で感謝申し上げたい」ということで、まずは医療水準の高度化に対する寄与貢献が期待できることである。

 現在腎臓透析は市立病院でも行われているのだが、施設が患者数にとっては不足の状態が続いていて、患者さんに決して良い思いをさせずにきていたのだが、この病院が40床のベッドで透析治療して下さることで、市立病院への負荷が大幅に軽減できると期待される。

 病院にとっても、慢性期の患者さんを多く見るよりは急性期の患者さんを見る機会が多い方が医者にとっては魅力のある職場と言うことになり、そういう形になれば、医師の募集にもメリットは大きいことになる。

 市立病院にとっても、今の段階では大いにありがたいことなのである。

 このことが第一点目の感謝である。

 続いての感謝は、東名IC区画整理の保留地を購入して頂いた、という点である。この区画整理事業も平成5年から始まって来年度の平成17年度で終了することを目標としているのだが、そのためには区画整理で生み出した保留地を買って頂かなくては収入が不足してしまう。

 そのため保留地をなんとしても売りたくて、組合員はもちろん市職員も一生懸命宣伝に努めているのだが、こういう形で土地をお求め頂くのは大変にありがたいことである。

 三番目にはここで働く人が増えることで、経済も回ることが期待されるのだが、これはまあ言わずにおきました。

 この偕行会の理事長さんの川原さんは、わが市立病院の院長の五島先生とは同じ名大医学部の先輩後輩なのだそうで、その関係もあって、今回掛川に進出をして下さる運びとなったのだ。

 「地方病院は、フルセットで全ての診療科目を持つという考えは20世紀までです。これからは地方病院でも特に充実した専門科を持つことが重要で、そのためには地域の病院の診療科目の再編が是非とも必要ですよ」というのが川原理事長の持論。

 まさにおっしゃる通りで、近在の病院で、産婦人科の医者が2名ずつという病院が二つあるなら、どちらかに寄せて、医師が四人いる病院にした方がよいのである。

 そのかわりに他の科の医者を分けてもらって、他の科の医師の体制を充実すると言うことができるのである。

 政治的にはこれは診療科目を「取った、取られた」という話になりがちだが、そういう低い次元の話を超えて、経営が安定して診療科目が充実して医師数も充実する、それが結果的に周辺住民の医療の安定に繋がるという大局的な見方をする時期が迫っているように思われる。

 患者の側も、病気になったときにすぐに総合病院に行くのではなく、簡単な症状であれば町医者でかかりつけの医者をつくっておく、という心構えも結構重要なことである。

 医療の世界も興味深いものがあるが、ニーズの高度化・多様化と、医療保険の増大の狭間をどう調製するかは今後の日本社会の大きな問題である。

 病院の新規開業に当たって、これくらいのことが分かると社会システムの勉強としては面白いですよ。

 掛川の病院の院長先生はアメリカ帰りの40歳の新進気鋭のドクター。安心してお任せできそうだ。
 もっとも腎臓を悪くしてお任せするという事態だけは避けたいものですがね


 
 明日からは経済建設委員会で沖縄へ二泊三日で出張です。台風がかなり心配なのですが…。
 


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こままさ