| 2004年09月05日(日) |
040905_小夜の中山に蕎麦屋 |
【障害者、母子スポーツ大会】 朝一番で体育館さんりーなの武道場で行われた「障害者、母子スポーツ大会」へ出席して市長代理で挨拶をする。
昨年までは屋外の会場だったので悪天候時は大変だったのだが、今年からはさんりーなが使えるようになって、環境が格段に良くなった。 今日のイベントは、市の身体障害者福祉協会と母子福祉会が主催して行うものだが、これらの会の会員は最近は余り増えていないという。会としての活動が活発ではなくなってきていて、会に参加する人が少なくなっているのだそうだ。
さて今日の内容は、スポーツ大会と言っても輪投げやフリスビー、ボール投げなど、自分自身で行うものが中心になっていて、参加者は約200名くらいである。
フリスビーなどでは5回投げて2回的に当たるとちょっとした景品がもらえるといった趣向になっていて、参加者の皆さんは楽しそうに参加している。
またこの大会には多くのボランティアスタッフも参加して下さっていて、運営に力を貸して頂いている。ここから感謝を申し上げます。ありがとうございました。
【お城を磨こう】 続いて市内中心部で行われているごみ拾いイベントを訪ねる。もともと観光協会の小さな親切運動の一環としてまちなかのごみを拾う、ということをしていたものだ。
今回はその中でも特に掛川城誘客対策会議で提案のあった「お城を磨こう」という部分にスポットを当てて、お城掃除にも力を入れたところである。
掛川西高、掛川東高の女子生徒さんたちが一生懸命に掃除をして下さって、お城も磨かれたことでしょう。
皆さんありがとうございました。
【小夜の中山の蕎麦】 お昼に蕎麦でも食べようか、と思ったのだがなかなか目指すお店が見つからず、ウロウロしているうちに、「小夜の中山」の峠の茶屋である扇屋さんを最近管理することになった鈴木さんが蕎麦打ちをするという情報を思い出して、小夜の中山まで車を走らせた。
扇屋さんはお店を開けていて、中に入って「鈴木さんはいらっしゃいますか」と声を掛けたところ、ご本人が出てきて「あれ、助役じゃん」とのこと。
実は事前に商工観光課から「鈴木さんが蕎麦を始めるそうですよ」という情報を仕入れていたので、「ではいずれお尋ねするつもりだということを伝えておいて下さい」と言ってあったのが伝わっていた様子。
「蕎麦は食べられるのですか?」と訊くと、 「まだ保健所から許可が降りていないので、実際に始めるのは来月くらいだと思います」とのこと。
「それは残念。食べたかったのになあ」と無理を言うと 「もし時間があるんだったら今から打ちますけど、それでも大丈夫ですか」と言って下さった。
幸い午後は予定がなかったので、「是非お願いします」と無理を承知で頼み込んでしまった。私としては、どういう蕎麦で出てくるのかを知っておくことは大事なのである。
すると鈴木さんは快く応じて下さり蕎麦を打ってくれた。鈴木さんは1kgでこねて、伸すときはこの玉を二つに分けて半分にして伸すのだそう。のし板が少し小さめなのと、座っての作業なので大きな玉を一度にのすことが難しいようだ。
鈴木さんの蕎麦の特徴は、田舎蕎麦の粉に自分で作ったお茶を粉にしたものを混ぜて、田舎風の茶そば仕立てにしているところである。 「色がきれいになるからね」と、自分のお茶に対するこだわりもあるよう。ちなみに鈴木さんは地元の中山茶業組合の組合長でもあるのである。
鈴木さんの打ち方も面白くて、「本のし」と呼ばれる作業のところで生地を前に転がしながらのすときに生地がペタペタ音を立てるのだ。
「これが面白いと思いましてね」と本人にもこだわりがあるようだ。何事にもこだわりがあるのが面白い。
「もう半分の玉を打ってみますか?」と進められて、スーツのズボンだったがお言葉に甘えて打たせてもらった。
道具を借りてのしと切りをやってみたが、包丁がすばらしく研いであって、すごく切れ味がよいのに驚く。ただこれだけ切れると、歯を入れる際にまな板の痛みが早そうだ、と余計な心配をしてしまった。
※ ※ ※ ※
扇谷さんの奥には初めて入れてもらったが、一室にコンロを置いてそこで大鍋でお湯を沸かして、蕎麦を茹でて食べてみた。汁は市販の汁だが、蕎麦は角がしっかりと立っていて美味しかった。
これなら商売になると確信するが、一日に30食限定くらいでなければ大量に作れるものでもなさそうだ。
なお、このお店はもともと扇屋さんということで、飴などを売っている休憩処であるが、蕎麦屋の名前としては「伝作」という看板ができあがっていた。
「『伝作』とはどこからつけたのですか?」と訊いてみると、「私のお爺さんの名前で、うちの初代なんです。何事も最初があるから今の私もいるなあ、ということを大事にしようと思って、お爺さんの名前をつけました」とのこと。
さて、掛川の名物蕎麦屋がまた一軒増えそうだ。楽しみにしましょう。
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