| 2004年06月18日(金) |
040618_蕎麦イベントの前日 |
【上内田地区農業集落排水事業安全祈願祭】 市内の上内田地区で進められている農業集落排水事業の安全祈願祭が行われた。今週はずっと梅雨の中休みで晴れ間が続いているが今日も快晴で、暑いくらいだ。
農業集落排水事業は、人家が比較的離れている農村集落で家庭雑排水を管路で結んで集合的に処理するというもので、そのこと自体は農村部の水質汚濁が深刻化している現在、間違ってはいない。
しかし問題はその費用で、農村部においては都市部の公共下水道と違って、管路を作れば家庭が隣接していてどんどん接続してくれて効率的、というわけにはいかない。
どうしても、50m管路を作ってやっと一軒、もう60m先に二軒といった具合に管路が長くなってしまう。一軒当たりにかかる費用も、公共下水道の倍近くになってしまうのだが、個人負担はというとかなり減額されるので、利用者は大きなお金が必要だという認識がなかなか生まれない。
その分の財源は補助金だったり市の税金だったりするのだが、最近は農水省補助金は潤沢であるものの、お付き合いをするはずの県の補助金が細ってしまって、なかなか市町村の事業を採択しなくなっているのだ。
掛川市内ではかつて5カ所の農業集落排水事業の計画があった。このうち日坂地区は事業が完了して、二番目がこの上内田地区での計画なのだが、これが終了したあかつきにはもう農村部を管路で結ぶようなこの事業はできないと思っている。
これからは各家庭がそれぞれ単独で家庭排水をきれいに処理する単独浄化槽の方が安価で整備も早く済む、というのが通り相場になっている。
この上内田の事業も今日が処理場工事の始まりだが、供用開始は平成19年度といわれている。息が長くてなかなか進まないのが集合処理だが、一度作ってしまえば管理も要らないので市民生活は楽というわけ。
もっとも日坂地区では、地域の住民に順番でこの処理場のメンテナンスに参加してもらって地域の水をきれいにするとはどういう事か、を住民に理解してもらう工夫をしている。
上内田地区でも同様のシステムが取られて、地域と水質が結びつくように期待しています。なにしろ、一度こういう処理場で、汚水が入ってくるところのスクリーンをメンテナンスしてみると判るけれど、髪の毛やビニール製品が実に多いのだ。
一度そういう目に遭うと、「風呂場から水を流すときも髪の毛を軽々に排水口から流さないような生活をしないといけない」という気になるものだ。
世の中のそういった裏側をしっかりと見せないから市民が理解しないとも言えるのであって、迷惑施設を市民の見学場にする、という掛川システムはまさに生涯学習の真骨頂だ、と言える。
皆さんは、地域の迷惑施設をどれだけ回ったことがありますか?真実は見えないところにあるのですよ。
【振り回された一日】 補助金改革の国と地方の争いに関係して、市長が、ご自身が会長をしている団体の会長名で「補助金改革をしよう。アイディアを出して欲しい」という文書を出すという話があって、振り回された。
補助金改革などは、大きな話ながら国の方針とあれば、最重要課題なのだから、手続きを踏んで粛々とやればよいように思うのだがどうかな。
いずれにしても、地方分権は「国と地方の権力闘争だ」というのが市長の持論であり、そのことは正しいのだと思う。明治維新はそれがゆっくりと移譲されなかった例であるが、そういう形だけが世の中を変えるということでもあるまい。
ゆっくりと権力の所在の重心が移動するというやり方だってちゃんとあるように思うけどどうだろうか。改革推進派には「生ぬるい」とか「小出しにするだけで遅い」と写るだろうか。
なんだか「壊しさえすれば、あとは勝手に出来てくる」というのも乱暴な話のように思えますがね。
【蕎麦打ち練習】 明日の蕎麦打ちイベントの練習と称して、自宅で蕎麦を打って食べる。今回も粉は長野県大町市から取り寄せた「スーパーあずみの」という、倉科製粉の最高級蕎麦粉である。
これが挽きたてで届いたものを早速打ってみたのだが、これならば美味しい蕎麦になるはずである。
ところが、洗った時に生ぬるい水道水で洗われて出てきた蕎麦はどうも今ひとついただけない。業を煮やして、冷蔵庫の氷を全て出して氷水をつくりそこで思い切り冷やしてから出してもらったところ、これがまた格段にうまさが増えている。
「蕎麦を食べるときの最後のおもてなしは冷やすことである」ということを改めて実感したのである。明日のイベントでは会場がホテルだけに氷はたくさん手にはいるので安心しているが、がっちりと冷やしてお客さんに提供したいものである。 さてさて、参加予定人数は100人と聞いている。久しぶりのビッグイベントだ。汁も冷や掛け用のソバつゆにするつもりで7リットルほどの出汁をとることにしている。 明日は頑張ろう。蕎麦研究会の会員諸君も奮起をおねがいしますよ。
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