掛川奮闘記

2004年05月18日(火) 040518_年金の収支という経済

【全員協議会】
 議会のない月の、議員さんとの意見交換は全員協議会である。

 今日の議題まずは、今般とりまとめられた「新市教育への提言」の説明。「凛(りん)とした」という表現が出てきました。実際には合併後の新市の市長や教育庁、議会によって議論されるべき事柄でしょうか。

 「凛とした」というのは、どこかぐにゃぐにゃしてきた現代日本人に失われた感覚でしょうか。

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 続いては当面する姿勢の主要課題について。

 消防の統合については議員からも意見続出。「新市の市民の生命財産を守るために、あるべき姿をきっちり示すべきだ」という発言も。
 こちらからいろいろと示しても、なかなか反応してくれない、という実態や、今のところは4町の事務組合の議論が先行すべきだ、という形式論で語られると、掛川が意見を言う立場がどうも弱い。

 いずれにしても時間のないことなので、まずは構成している大東町と大須賀町からの発言をお願いして、組合での議論を活発化してもらうのが先のようだ。うーむ。

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 国民年金の話。年金が国会で騒動の種になり、未加入、未払い問題で次々に有力政治家が失脚するという異常事態。

 ちなみに一部マスコミからは「お宅の市長や助役は大丈夫ですか?」という問い合わせも来たそうな。私の場合はサラリーマンが切れていないので大丈夫。市長も、企業に属していたときは厚生年金で、農林年金、市長になって以降は市町村共済に加入していて、未払い期間はないとのこと。
 とりあえずは良かった。

 所得再配分制度としての年金だが、我が市だけの感情を調べてみた。すると、

 昭和55年度  掛金 6億6,216万円  支給額 20億4,609万円
 平成 2年度  掛金 8億1,236万円  支給額 36億3,599万円
 平成14年度  掛金 11億5,002万円  支給額 89億6,130万円
 
 …と出た。要は掛川市の経済としてみれば、11億円払って、89億円が入ってくるという構造なのだ。

 ある中小地方都市としてこんな具合なのだから、日本全国の年金財政が持つわけがなさそうにも思える。さて、あなたの町の真実はどうなっているのか?

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 また、年金の掛け金の徴収も、平成13年度までは市が徴収していたのを「本来国の業務である」として社会保険庁が徴収を始めた途端に徴収率が下がったという事実もある。

 それまでは掛川では90%以上の聴取率だったのが、国が業務を始めてからは70%台に落ち込んでいる。いつも付き合いのある市から言われればなかなか無視できないところが、見ず知らずの役人に言われるのでは親近感がわかないといったところか。

 要は普段からのお付き合い(=チャンネル)という地域の財産、社会資本を無視するとこういう事になる、というお話し。

 社会資本は道路や公園などのハードばかりじゃないのである。こういう無形の財産の価値がわからなくて、まちづくりはできないのですなあ(慨嘆)。 


【第13回合併協議会】
 合併協議会も第13回目を迎えて、今日はこれまで議論した内容の確認のための協議会である。

 全部で25項目の合意事項と、新市建設計画を事務局が説明した後意見交換。計ったように大須賀町の委員から「消防の統合について、いろいろとうまく行かない話が聞こえてきているが、どういうことか」という質問が出た。

 市長からも経緯が説明されたが、一部事務組合の規約をそのまま活かして統合という事実を優先させたいという考えと、将来の二市による消防業務のあるべき姿をお互いに合意してから統合すべきである、という意見がなかなかかみ合わない、というところだろう。

 「単独消防で行く、という考えはないのか」という委員からの問いには、「相手のある話なので、調整がうまく行かない場合は単独で行く可能性も否定しない」という考えも示された。

 もちろん、消防力というものは、より広域的に支えなければ機材一つとってもなかなか持ち得ないものだ、という基本認識があるので、より広域的な方向を目指すのが理にかなっていると思うのだが、なにしろ相手が議論をしてくれないのだから難しい。全ての可能性を否定するわけにはいかないんだろうなあ。

 まずは4町の組合でしっかり議論していただかないと、始まらないんです(--;)。


【部課長会歓送迎会】
 この春退職に伴って部課長会を去っていった先輩と、入れ替わりで部課長会に入会した新課長を迎えての歓送迎会。

 退官された先輩の顔色と表情が生き生きとしているのが印象的。我々現役組は相変わらずしかつめらしい顔をしているのかなあ、と思う。

 ここでも話題は年金。「年金は払ってますか?」というのが合い言葉になるようでは、世も末だねえ。
 ある先輩は、「月曜日なんか、ネクタイをするのがいやなときもあったじゃないですか。それがネクタイをしない生活というのはいいものだ、と思いましたよ」とのことだった。

 また、「毎週月曜日朝の部課長会での市長さんからの情報提供がいかに高度な内容か、と言うことを改めて感じました。役所を辞めたら、全く情報が入ってこないものですねえ」とも。

 そうなんでしょうねえ。離れて始めて分かる、故郷のありがたさに似ているのかな。子どもの時からずっと住んでいるという故郷のない私にはちょっと寂しいねえ。



【今日のお食事】
朝:牛乳、ヤクルト
昼:いつものお弁当
夜:歓送迎会

【今日の修行】
  今日の勉強になった度 ☆☆☆
  嬉しかった度  ☆☆☆ 
  出会い度    ☆☆  

【明日の予定】
 常任委員会の初会合


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こままさ