| 2004年03月17日(水) |
040317_身体文化の低下を防ぐ |
【財団の株主総会】 お城前の物産館を経営する財団の株主総会が開かれた。
これまで長い間、経営がうまくいかずに赤字路線であった財団だが、二年前に経営をそれまでの百貨店に対する委託から、経営ノウハウをもった人に任せるようになって、経営改善を果たしつつある。
この財団は今では年間売り上げが一億円あるのだが、街中のお店で一億円を売り上げるような店はないはずで、それでいて街中の店はやれていて、一億円のお店は赤字でやれなくなるというこの矛盾をどう考えるべきか。
要は、街中のお店は減価償却するような財産もなく、従業員は雇わずにおじいちゃんとお婆ちゃんだけでやれたりもしている。
一方でまともな会社形式で経営をしようと思うと、お客さんが最も来るピークに合わせた職員体勢を整えなくてはならず、人件費が多くかさんでしまうのだ。
いきおい多くの品揃えについて外部委託をすることで、原価率が高くなってしまう。経営委託先を変えてからは、多くの部分を内製化することで原価率を下げる経営努力を重ねてきた。
花鳥園ができたことで、市内への観光客の流れにも良い傾向が伺える。いよいよ経営の黒字化を目指して、さらに経営改革は進む。
観光客が観光施設を知らない、という弱さを越えて、観光振興の努力を続けるのみだ。
【知人と飲む】 東京から知人が尋ねてきて、思わず夜は飲むことに。電話があって、 「小松さん、今街中にいるんですけど、飲みに来ませんか?」
「あれれ、今はどこですか?」 「ええと、ほら、あのいつかご一緒した料理の美味しかったところで…」
「ああ、分かりました。今から行きますよ」と、行きつけのSを思って、街中へ出かけた。Sというお店へ入って、「よう、こんちわ」というと、 「おや、久しぶり、一人?」
「ええ?連れが来てない?」 「いませんよ…」 ひー、一帯どこで飲んでるんじゃ?慌てて携帯で電話をかけて、飲んでいる場所がごく近くのDであることが分かり、そちらへ向かう。
「いやー、てっきりSだと思いましたよ」 「こっちも分かってるんだと思いましたよ」という、なんとも間抜けな会話。
なんとか無事に行き会って、いろんな会話を交わしました。
※ ※ ※ ※
人間は文明の進化と共に、様々な道具を発明して実用に活かして来たが、こういう道具を使うと言うことは、自分自身の新多機能を外部化してきたということだ。
身体機能を失う歴史が文明化ならば、どこかでこれに逆らわなければ人間が人間でなくなってしまう。その根元は歩くことにある。歩くことで、人間は人間を失うことを防ぐのだ。
これが身体文化を専門とするNさんの意味するところ。なかなか面白い視点だと思ったら、なんと「バカの壁」の養老孟司さんの本からだという。 なるほどもっとも。
体を動かすことで頭もすっきり。自分自身の能力を外部化してしまわないように、もてる能力を最大限に生かすように不断から努力をする必要があるのだなあ。
今日も飲んでしまった。これで今週は月〜金の毎日飲むことになりました。
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