掛川奮闘記

2004年02月23日(月) 040223_Kさんの叙勲祝賀会

【部課長会議の話題】
 市長が先週、福島県と茨城県と栃木県の県境付近である八溝(やみぞ)地域FIT協議会へ招かれて講演をしてきたそうだ。

 FITとは、福島と茨城と栃木のそれぞれの頭文字を取ったものだが、この協議会に参加している自治体で有名なところが矢祭町である。ここが有名なのは傑物の町長さんがいることが大きい。

 この町長さんが市長に言った言葉は、「全国の市長で市長の名に値するのは榛村さんだけだ」だとか。曰く、「つまらない会合なら出席しないが、榛村さんが来るから参加した」とも。傑物は傑物を知る、か。

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 この矢祭町を有名にしたのが「市町村合併しない宣言」をしたこと。小さな町が生き残る手段として合併は選択しない、ということを決意したのだが、そのためには逆にドラスティックな調整の改革を行わなければ、来る厳しい財政環境に耐えられないだろう。

 そこで80人の職員を50人に減らすなど、様々な工夫をしているのだが、一番面白いのは「職員の家を役場にする」ということ。

 職員の近くのお年寄りなどは、住民票などの証明書をいちいち役場までこずに、近くの役場の職員の家に頼むことでそれを受け取ることが出来るようにしたのだという。

 「そういうことに反対する職員はいませんか?」
 「そういう職員には止めてもらいます」というのがどこまで本当でどこまで冗談なのかは分からないが、それくらい厳しい状況で日常業務を行わなければ、合併せずに生き延びることができないということなのだろう。

 身につまされる話で済むものではない。他山の石として、我が市も厳しい目を持たなければなるまい。


【道路の実地見分】
 午後は以前から予定していた、県道を中心に市内の道路を視察した。県道の中でも焼津森線という、遠く焼津市から森町までをつなぐ道路があるのだが、これが至る所でまだ細いのである。

 今日は延々と山の中まで入り、お隣の金谷町まで行ってみたが、驚くのは突然山の中でバイパスのように立派な道路が現れることだ。

 いろいろな予算を駆使して整備が行われるのだが、その順番も様々で、本当に大変なところを改良すると、ものすごく立派な道路ができあがるのだ。その格差に驚かされる。

 中には、整備に入ろうとしても「土地を売らない」と言って話が付かず整備の話が他へ移ってしまうこともあるそうだ。土地に対する思いというのは我々にはなかなか分からないものだ。

 それに、都会にいれば道路はありふれたインフラで、「もういらない」と思うかも知れないが、地方都市で一番要望の大きいものはなんと言っても道路である。

 道路にも、大きな都市と都市を結ぶ幹線道路と、日常の生活道路という分類があるが、足りないのは生活道路である。霞ヶ関のビルに座っているだけでは実感として一生分からない事柄かも知れないな。 

 現場百回主義を貫いて、滅多に見ることの出来ないものを見ることを貫いてみようと改めて思うのでした。


【元県議の叙勲祝賀会】
 元掛川市選出の県議であるKさんが、このたび旭日中綬賞を受賞されたのでその祝賀会が開催された。

 旭日中綬賞はかつては勲三等ということなのだそうで、県議会議員経験者ではなかなか頂けない賞なのだという。このKさんの場合は、若いときから各種の役員をやり、その後市議会議員を三期で市議会議長も経験、その後県議会議員となりやはり三期を経験された。

 これらの実績が今回の旭日中綬賞の要因になったのだというが、なかでも長くやられたのが、掛川森林組合の理事と言う役職である。

 来賓祝辞で市長からの紹介として、「私も長く40年に亘って森林組合の組合長をやって、もはや日本で最古の(爆笑)森林組合長なのですが、Kさんは私と同様に40年も儲からない森林組合の理事を一緒にやっていただき、日本で最古の理事であり、一番古いコンビなんです」とのこと。

 Kさんの人柄も「気配りのK」と言われ、期数を重ねてもえらぶらない人柄が誰からも好かれ、一目置かれたという。

 祝賀会には知事や国会議員、県議会議員の多くも参加されて、関係する方々約350人という賑やかな祝賀会となった。

 ご自身の挨拶もユーモアあふれるもので会場の笑いを誘ったが、県議を離れられても、これからも人生の先輩として多くの後輩にご指導を頂きたいものである。

 本日はおめでとうございました。


【春一番】
 夕べの夜遅くに、突然暴風雨が吹き荒れて一時大変な天気でした。気象庁では春一番としたそうです。山の中では梅が盛りです。

 春の暴風は「春三番まである」と聞いたことがありますが、春の訪れはもうそこまで来ているようです。


【今日の一句】
 春一番過ぎて身痩せし蟹を食ふ  西村公鳳


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こままさ