掛川奮闘記

2004年02月14日(土) 040214_行政漫談はいかが

【本郷東地区松美会講演】
 10時から本郷東で市政についての講演会をする。地元の皆さんが頑張ってくれて、80人以上も参加して下さった。

 最近の市政の話題などを中心に、一時間半の熱演であります。今の話題と言えば、なんと言っても合併で、そろそろ新市建設計画も最終局面を迎えているので、そのあたりの話題を時間を取ってお話をした。

 次の話題は現在の掛川三大プロジェクトである。三大プロジェクトとは、環境資源ギャラリーと22世紀の丘公園、さらには新エコポリスの「満水プロジェクト」、駅前東街区再開発事業とTMOなどの「まちなか再生事業」、そして国道一号線沿いに作られる「道の駅」である。

 どれも現在建設の緒についたばかりなので現在の掛川市としては完成しないものだが、合併後の「新」掛川市にとっても大きな財産になる事業である。これらは是非とも皆さんにお知らせをしておきたいところである。

 さらに話題としては、「防災の心構え」と「スローライフ的生き方」などについてお話をしました。

 私の場合、行政の課題をあまり小難しく話すとつまらなくなってしまって聞く方も退屈になってくるだろうから話をあちこちに飛ばして、冗談や面白い話として話題提供をするようにしているのだが、やっぱりその手法は聞いている方にとっても面白く聞けるようだ。

 新たな語りの分野で「行政漫談」というものを開拓してみたいようにも思うがどうだろうか。笑いの中に真実があって、笑いの衣を着たお知らせ、というのも良さそうに思うのですがねえ。

    ※    ※    ※    ※

 園芸の世界に、「硬実種子」というのがある。これは植物の種の種皮という一番外側のところが硬くて水を吸いにくくなっている種のことです。マメ科の植物に結構多いのだけれど、植物の種類のよるものではなくて、同じ種類でも一定の割合で出るものらしい。

 水を吸いにくいために、発芽率が極めて悪くなってしまうので、自然界ではどうと言うこともないのですが、園芸で売った種が発芽しないと困るのである。

 どうしてこんな事が起きるかというと、植物にとって同じ発芽率だと一斉に芽を出すのは良いとしてもその段階で天候の異変などがあったりすると全滅することになるので、そんなときに生き残る子孫を残しておくための工夫だ、という人もいる。本当のところは良く分からないのだけれど、多分そんなことなのだろう。

 ところで、そんな硬実種子の発芽率を上げるためのいろんな手だてはあるわけで、多いのは種皮に傷を付けることで、砂の中に入れて揉むとか、ヤスリをかけるといったのが一般的です。

 こうして種皮に傷を付ければ発芽率は相当上がるわけです。

 我々が市民の皆さんにお話をするときでも、聞く気持ちになってくれる状態を作るのと、最初から聞く気がない人に話をするのでは、内容が伝わる割合も大きく変わることだろう。

 面白いことを言いそうだから聞く気になる、という体制を作れれば良いのだが、それが難しい。硬実種子の発芽率を上げるように、硬い気持ちをほぐすことが出来れば良いのですが、それにはやはり笑いが一番ですね。

 「行政漫談」ってどうでしょうかねえ。 


【蕎麦が来ない】
 明日原泉の萩間地区で蕎麦を打つために粉を注文しておいたのだが、指定の時間である今日の午前中に市役所に届いていない。

 今日中に粉が届かないと明日の蕎麦打ちが出来ないので、焦って注文先に電話をした。土曜日なので休みだったらどうしようかと思ったが、担当の女性が出てくれて、早速調べてくれた。

 「掛川までは届いていることが確認できましたけど、よろしかったら営業所へ確認して下さい」と、電話番号を教えてもらった。

 こちらから電話をしてみたところ、夕方に届けると言うことだったのでほっと一安心。蕎麦粉は無事に手元に届きました。

 思いの外冷や冷やしたが、粉の注文を人任せにしていたのが悪かったのだな。危ない危ない。



【外国人日本語スピーチ大会】
 そんなこんなで、蕎麦粉を取りに市役所へ行ったところ、大会議室で外国人による日本語スピーチ大会が行われていたので、顔を出して聞いてみた。

 今回は11人の外国の人たちが参加してくれたが、国籍は中国、ニュージーランド、ブラジル、インド、カナダ、フィリピン、ベトナム、カザフスタン…と多様だ。

 聴衆も数十人で、参加者によっては応援団もいるようだ。今回面白いのは、会場の聴衆にもアンケート用紙が配られて、それぞれが感じる一番と二番を投票してもらったことだ。

 皆日本語の発音はそこそこだし、内容も充実している。驚いたのは、「お茶の喉ごしを楽しんでいる…」などといった、一見難しい単語まで上手に使いこなしていることだ。

 インドから来て、日本語を一年九ヶ月勉強したと言うが、茶道の「一期一会」や「お持てなしの心」などについて、日本を褒め称えてくれた。

 「こんなに素晴らしい文化を持つ日本が大好きです」といわれた日には、こちらの方がその精神文化を大事にしていないことに気づいて赤面してしまうほどだ。

 やはり外から来た人間ほど、いろいろなことに驚きをもって見ることが出来るのだろう。私も二年近く掛川にいて、少し外の人間としての感覚が鈍っているかも知れない。

 いろいろな掛川らしさの良い面は良いとして、外でもっと優れたやり方をしているものなどは積極的に取り入れるような姿勢が欠けていやしないか?

 改めて自問自答してみる気になりました。参加して下さった皆さん、ご苦労様でした。



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こままさ