| 2004年01月27日(火) |
街中活性化のキーマンたち |
【市民農園の可能性】 市内に比較的大規模に自分たちのための耕す人のいない農地を借りて、市民農園を作っている人たちが訪ねてきて、今度は簡易な宿泊も出来るような建物を伴った市民農園をやりたいと思うのでよろしく、という挨拶に来た。
市民農園は、小規模の農地を一般市民が利用して趣味的に畑で農産物を作るというもので、作ったものを売ったりしてはいけないし、まして農地に簡単に建物を建ててはいけない決まりになっている。
しかし農業というものには農産物生産などという直截な意味以外に、精神の安らぎだとか現在の農業では高上がりで作れない有機野菜なども、年金取得者の趣味としてできるのではないか、といった、お年寄りの生活対策という面でも様々な効果が期待できるという声もある。
特にこれからは年金の減額なども予想されるし、地域に何のつてもなかった退職者が増加することが予想されるので、そう言う人たちの趣味と実益と精神的安定のために、農業は重要な役割を果たすのではないだろうか。
しかし既に述べたように、農地や農業というのは現在大変に保護されている分野で、簡単に趣味的な考えを入れてくれるようなわけにはいかないのも実情である。
まして農地に建物を建てるなどと言うのは現段階ではほぼ無理である。こういう規制をなんとか一部だけでも解除して、活力ある社会をつくるというのが現在進行中の小泉経済特区なのだが、市長はこの推進協議会の会長職にあるので、特区が絡むと熱心になるのである。
良い話になればよいが、生産手段としての農業から、幸せを感じる手段としての農業が実現すればよいのだが…。
【スローライフ】 国立民族博物館の女性の助教授のYさんが、わざわざ当市を訪ねてきて、スローライフについて調査と称して話を聞きに来た。
そして市長へのインタビューで、「市長さんのこれまでの人生がスローライフに至る考えに影響をしているのではありませんか?」と核心に触れる質問をした。
市長からは、林家に生まれ育った中からの林業への思いやら、地元を愛する気持ちを育むことから地域での生活を考えなくては成らない、といった思いが語られて、「スローライフは私にとってはポッと出たものではないんですよ」という言葉に感じるものが多かった。
Yさんはこの日一日、朝から市内のスローライフに関わってきた人たちとも会っていろんな感想を持ったようだが、熱心な人が多いということに感心していました。 スローライフはいまだに多くの人の心を掴んでいるようだが、意識の上でも活動の上でもその最先端を行く掛川として、次なる目標を持って進まなくては成りません。
さて、どうしたものか。とりあえずは推進母体としてのNPOだが、作業が遅れているなあ…。
【駅通り名店会の新年会】 駅前の三つの商店街の中で、志の高い商店主の皆さんが集まって、駅通り名店会という会が出来ているのだが、今日はその新年会。多くの人と会って、様々な話が出たが、やはり話題は再開発ビルの行く末。
しかし確信を持って、かくあるべしという人は少なく、強い意見もやや首をかしげざるを得ないようなものに感じてしまう。 リスクのある事業とはいえ、取りに行って得るもののあるリスクなら良いが、単なる暴勇では行けない。一の矢が駄目でも二の矢、三の矢と後を支える方法も求められるし、乾坤一擲の賭にはなかなか参加できない。
そもそも再開発事業の目的をどこに考えるか、というコンセンサスと、それを実現する上で今のプランがベストかどうか、というプロの作業も必要になろう。
そろそろ決断の時期が近づいている。そんな話題の出た会でした。まあ、いつものメンバーで賑やかにやったんですけどね。
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