| 2003年12月11日(木) |
031211_スローライフの議会答弁 |
【一般質問二日目】
【スローライフ2003への質問と答弁】 本日第三番目に高木敏男議員から、「スローライフin掛川2003への評価と今後の課題を問われた。
市長からは「助役が一生懸命やってくれたので、そちらから答弁をします」ということで、こちらにお鉢が回ってきた。
実際には口語なので多少の違いはありますが、以下が私の答弁要旨です。
※ ※ ※ ※ (答弁要旨) 掛川市は昨年、スローライフを全国に先駆けて提唱し、スローであることの価値をもう一度見直してみる機会として「スローライフ月間in掛川」を開催し、これまで無価値と思われがちなスローから多くの価値を見いだすことができました。そしてその理念を広く市民とともに全国へ広く情報発信してきました。
今年は、昨年の成果を一過性のものとせず、市民の協力と参加によって継続していこうという声が上がり、「とはなにか学舎」卒業生を始めとする市民有志18名が実行委員会を立ち上げ、11月1日から29日までの約1か月間を「スローライフin掛川2003」として多彩な事業を展開していただきました。
昨年の場合がまさに行政主導型での推進であったのに対し、本年度は市民自らの手で企画・推進していただく市民主導型に変わって開催できた点で大いに評価をしたいと思います。
しかしながら、いろいろ苦労した点も多かったように聞いています。昨年は、事業費として、国・県・市・企業等から約二千万円という多くの補助金・協賛金などの運営資金があったのに対し、今年の場合は、掛川市からは「生涯学習各種補助金」から30万円、また掛川まちづくり株式会社から50万円の補助金をいただくのみで、その他の資金調達をどのようにするかが大きな課題となりました。
試行錯誤の末、実行委員会独自でデザイン開発したオリジナルグッズ「スローバンダナ」を製作し、その売り上げを事業費に充てることとし、バンダナを2種類各500枚づつ計1,000枚作製いたしました。このバンダナの売れ行きもほぼ完売と聞いており、実行委員の皆さんの努力はもちろんですが、趣旨に賛同しご購入頂いた多くの市民の皆様にも改めて感謝を申し上げます。
また、昨年は市民エントリー団体には「補助金を出す」形での参加依頼を行いましたが、今回は、各イベントの実施者から一イベントあたり3千円の参加料を逆に「情報発信料として徴収する」という形で行いました。
それにも関わらず、31団体33事業の市民エントリーイベントが集まりました。内容としては昨年からの継続イベントもありましたが、今回新たに立ち上がった新規イベントも数多くあったと聞いております。
お金を払っても参加したくなるまちづくり運動は、まさに「まちづくりは市民の楽しみ、大人の楽しみ」と言えるでしょう。
またそれぞれが自分の得意技でイベントを行ったということは、「一人一芸一ボランティア」が進化・発展した「一人一芸一持ち寄り型イベント」と呼びたいと思います。
シンボルイベントも実行委員会主催イベントが3本開催していただき、スローライフが市民に浸透しつつあることを実感しております。
今後の課題は、この運動をさらに長続きさせる受け皿の問題です。そのために、今回の月間イベントのためだけに組織された実行委員会を中心として早期にNPO化するなど、よりしっかりとした組織作り行い、生涯学習まちづくりの受け皿の役割を継続して果たして頂くことを期待するものです。
来年は市制50周年ですが、記念事業の一つの柱として、スローライフを捕らえさらに発展させることも重要です。そのことで、全国の先駆けとしてさらに情報発信をしていくとともに、スローライフを中心とした市民の連携の輪がさらに広がることを期待するものです。
以上のことを総括いたしまして、「お金の多寡によらない市民一人一人の『情熱と共感、参加と関係のまちづくり』をこれからも進めたいと思いますの、改めまして関係の皆様のご協力をお願い申し上げ、答弁といたします。
※ ※ ※ ※
…というわけで、この答弁が市としての「スローライフin掛川2003」への公式見解となります。合併すると無くなりますが、現在の掛川市の議会答弁資料として永遠に残ります。関係の皆さん、ご苦労様でした。
【商売人の本音】 12月8日の欄で書いたけれど、一店逸品運動について講演を聞く機会があった。
私としては「なるほどねえ」と思うところも多かったのだが、実際の商店主の皆さんはどう思っているのだろう、とも感じた。
そこでそんな話を何人かの、実際にお店を経営している方に「一店逸品ってどう思います?」と尋ねていたのだが、そのうちの一人からこんな話を伺った。
曰く、 「そういう話って、商売をしている人にとっては、一般の人に『毎日ご飯を食べないと死んじゃうよ』ということを言っているのと同じことように思いますねえ」 #(コメント)それくらい当たり前って事なんですね、そうだよね〜
「そんな程度の話でその先生が生活していけるという事は、商人が自分の商売にたいする姿勢を、ほかの訓練と同じように、人からしょっちゅう言ってもらわなくてはならなくなってしまった、ということですかねえ。店に魅力が無くなるはずですね」 #むぎゅぎゅ…手厳しい!
「大抵そういうのって、その程度の話でも、本当に聞いてもらい店は聴きに来ていないんじゃないですか?」 #むひょえ〜っ!
「我家は、幸いうるさい親がいて、そんな話を毎日聞かされながら商売を続けていますけど、あらためてそんな講演会があるんだなんて言うのは『親の小言となすびの花は千に一つも無駄がない』ということわざを思い出しますね。親の言うことは道理があるなあ」
「一店逸品運動というと、なんだか商品至上主義に聞こえますけど、私は自分の両親の商売をみていて、まず「人」があるんじゃないかなあと思いますね」
うむむ…。しっかりと商売をされている人にとっては当たり前のことだそうです。そうなんだな、そういうことができなくなって、人を単なる便利なところで安い物を買う自動人形に思うところが間違ってるんだな。
そういえば財政学者の神野直彦さんの著書の中にも、「人間はホモ・サピエンス(考える人)なのであって、経済学者が机上で想定するようなホモ・エコノミクス(経済原理に従って動く人)じゃないのだ」といったような文章があったような気がします。
だから、単に安いと言うことだけで物を買う自動人形じゃないって事です。感動や意気に感じれば損なこともするのです。
さて、何の本だったかなあ…?調べておきますね。
|