| 2003年10月19日(日) |
031019_オレゴン大学チアリ−ディングチーム |
【原泉コスモス祭】 晴天に恵まれて、今日は原泉地区のコスモス祭である。
休耕田一面にコスモスの種を蒔いたものが花盛りなのだ。昼過ぎ頃に現地に到着するが、大変な人出で、駐車場を探すのに苦労した。
広場には各地区や農協などのテントが出ていて、それぞれに収穫物の新鮮市や蕎麦、たこ焼き、ヤマメなどの飲食を提供している。
市職員を見つけて声を掛け、他の職員の居場所を教えてもらう。課長以下、専門官、主幹、係長と総出でこのイベントを支えている。この地区にとっては一年でも重要なイベントなのだ。 私が到着してから10分も経たないうちに、市長も到着。聞けば市長は「今、温泉の混雑状況を見てきた。現場から『大混雑のところを見てくれ』と言われていたからねえ」とのこと。
なるほど、日曜日で快晴のこの時間と言うことなら推して知るべきであろう。温泉の方は大混雑のはずだ。
市長はあちこちのご婦人方に声を掛けて、ちょこちょことつまみ食いをして歩く。
こちらは地域の議員さんと役員さんに声を掛けられて、テントの中にどっかと座り込んでもう少し突っ込んだ話に耳を傾ける。「孕石神社に繋がる吊り橋くらいできんかねえ…」、「温泉は良いが、ワシがもう少し若けりゃ、食堂くらい建てて商売するんだがなあ…」、「杉林だけでは駄目だ。ワシは杉を切って紅葉を植えようと思っとる。百年かかっても紅葉山にしてやる」
地域の人たちが地域を何とかしたいという思いが伝わってくるようだ。
「助役さん、合併合併で南ばかりに気持ちが行っているようだが、北の原泉も忘れんでね」
忘れるもんですか、ってね。
※ ※ ※ ※
去り際に、野菜を売っているおばちゃん達に声を掛ける。
「今日は何が目玉ですか?」 「今日はねえ、山芋だね」
「もうそんな季節かあ…、でもちょっと早くないですか?」 「ちょっと早いね。でもこれからはシシ(猪)との取り合いでさ」
「猪ですか。大変ですね」 「シシも豚と描け合わさってイノブタが増えちゃって、一年に二頭しか生まれないところが四頭生まれるようになっちゃってね」
「しょっちゅう見かけますか?」 「本当のシシなら夜しか出歩かないんだけど、今は平気で昼間でも出てくるよ。車の前を平気で歩いてたりしてるもん」
「芋は天然?」 「まだつくり(栽培)だね。本当の地物はシシと争わなくちゃ」
この地域の人たちの、山芋にかける意気込みはなかなかのものがある。こういう食材を上手に使って、個数限定のスペシャルメニューなどができれば良いのにね。
コスモスも大変綺麗でした。一年に一度限りのコスモス祭でした。
【歓迎スピーチ作成】 夜6時から、オレゴン大学のチアリーダーチームの歓迎会があるということで、「助役さん、市長がいないので来賓挨拶をお願いします。英語もよろしく」と言われてその気になったは良いけれど、相変わらずぎりぎりにならなければ動き出さない癖は直らない。
コスモス祭から帰ってきてやっと日本語の草稿を書き始める。
「助役さん、どっと受けるスピーチでお願いします」 にゃにおぅ!? そういうオーダーは特に難しいぞ。うーむ、時間がどんどん経って行く。日本語を書きながら英語に直しながら…、うーむ、つかみがいまいち…、どこで上品に笑いを取れるか…、全体の長さは適当かなあ…、〆の一言をどうするか…。
あ゛ー、時間がなくなるぅ。ひー。
基本的にこういった公式行事の日米語混ざりのスピーチの場合は、メモや全文を持っての読み上げというスタイルも許されるので、かなり作り込んだものを持参することにしている。
多分その方が見ている方も安心だが、全文読み上げだと、聴衆の方に呼びかける間や、形式に陥らないようなジェスチャーも必要。ところどころは暗記しておいて、聴衆に話しかけるようなスタイルも取らないと、良いスピーチにはならないのだ。
家を出るぎりぎりに印刷を終えて飛び出す。ひー、危ない。
【オレゴン大学チアリーダーチーム歓迎会】 オレゴン大学のチアリーダーチームは金曜日に日本に到着して、昨日からホームステイ先に泊まっているのだそう。
彼らの今回の最大の目的は、国体秋季大会のオープニングセレモニーでチアリーディングパフォーマンスを繰り広げることである。
チアリーディングチームというのは、女性だけかと思ったら主にリフトを担当するマッチョな男の子もいて、この組み合わせで持ち上げたり投げ上げたりするパフォーマンスで観客を魅了するのである。
チアリーディングには全米で三つのメジャーな大会があって、オレゴン大学のチアリーダーチームは、ラスベガスで行われた大会で全米三位に入った実力の持ち主である。
今日のところはホテル会場での私服による立食パーティだった。出席者はチアリーダーチームのメンバーとホストファミリー、そして友好協会、市役所などの担当者である。
今回の歓迎パーティの面白いところは、企画から当日の運営まで全て市内の高校、大学生が行ったことである。
開会の言葉も高校生で始まった。続いて友好協会会長挨拶、県の国体局長挨拶と続き、いよいよ私の番。十分に用意してあるのでそれほど上がらずに済みました。
「日本の応援のスタイルはちょっと汚い感じの男性が黒い服に身を包んで行うところ」という下りで少し笑いが取れました。8月にユージンへ行ったことも、良いネタになりました。まあこんなものでしょう。
今日は主体が高校生と言うことで、アルコール一切抜きのパーティになりましたが、私の付いたテーブルにはチームの女性ヘッドコーチと女性のアドバイザー、それに市関係の大人ばかりなので、お茶では話にならん。
総合プロデューサーの役回りをしているTさんを見つけて、「隣の友好協会会長がガス欠だ」と隣の人をダシにしてお酒をねだったが、あっさり却下されてしまった。うーん、タフニゴシエーター(;´_`;)
※ ※ ※ ※
それでもだんだん興が乗ってきたところで、チームの連中がたまらず女の子と男の子のペアでリフトなどのパフォーマンスを披露してくれた。
両手の上に立ち上がり、それを今度は片手の上に乗るというのだから、結構練習も必要だ。
最後にはヘッドコーチから「乗ってみたい子がいたらやってみる?男の子が二人で支えるから心配要らないわよ」と言ってくれて、何人かの女の子がチャレンジ。なかなかさまになってる。
最後の日本側のパフォーマンスは掛川西高の男子応援団による日本式応援の披露。いかにも応援団という独特の動きは、なかなかチームの興味を引いたようだ。
しかし終わった後の感想は「面白かったけれど、女の子が参加できないのはちょっと残念」という声でした。
日米の応援文化の違いも鮮明で面白かったな。チアリーディングチームはこれから約一週間の間に、市内の学校訪問をする他はひたすら練習の日々だそうです。
開会式に花を添えてくれてありがとう、感謝します。
【今日のニュース】 鈴木宗男代議士が今回の総選挙不出馬を表明。胃ガンの手術のためとか。
次から次へと新人も出てくるだろうし、劇場政治が一般化してくると、見た目も重要になるので、もう次回も駄目なのかな、と思う。それはそれで、恫喝政治という一つの時代の終わりでもある。
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CDショップで、思わずオフコースとオリビア・ニュートン・ジョンのベストアルバムを勢いで買ってしまった。
結局精神は二十代の頃から進歩していない、と言うことか。それとも新しいものを受け入れるのが辛くなってきた、ということか。
それにしても、80年代のオフコースは懐かしいと同時にええ歌が多いですな。活躍のピークのエネルギーを感じます。
人生上り調子の時に、やれるだけのことをしてしまわないといけないということかな。
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