| 2003年10月18日(土) |
031018_ひさびさ蕎麦打ち講師 |
【大須賀町小ちゃな文化展】 大須賀町が町並みの家々を巻き込んで実施している小さな文化展で、蕎麦打ち体験コーナーというのがあって、誘われたので参加してきた。
会場はこれまで行ったことのない公民館だったので、だいぶ迷ってしまったが、なんとか着いた。
会場では「遠州蕎麦文化研究会」のMさんご夫婦がもう準備の真っ最中である。
既に四ヶ所の蕎麦打ちセットが並べられていて、
私も道具を取り出してセットし、試食用の一玉を打ったところでもう蕎麦打ち体験の希望者が訪れ始めて、そこからはなりきり講師である。
子供から夫婦、女性のグループなどの希望者が殺到して、一度に数カ所ではなかなか対応が仕切れないのである。
さすがに会員には教えられる人がそれなりにいるので、講師の数には困らないが、場所に限りがあるのが残念である。
もっとも、蕎麦打ちの講習というのも誰に習うか、というのが結構大きな運命の分かれ道となる。
蕎麦の打ち方も、原則はあるが細かいテクニックになると個人的な趣味や性格、癖なども影響して打ち手によって大分異なるからである。
良く言われるのは、同じ人に付けば大体三ヶ月くらいで それなりの蕎麦が打てるようになるのだが、その状態で愛好会などに入り、次々と違った先輩からアドバイスを受けるようになると、途端にいろいろなテクニックが雨あられと襲ってきて、混乱してしまい打てなくなる時期があるというのだ。
これは私自身も経験したことなので、本当のように思われる。
しかし多くのやり方を実際にトライしてみて、自分の癖や性格に合う、合わないということを確認して行くことで自分自身の技術がしっかりしてゆくとも言えるので、多くの人にもまれるというのは大変重要なことである。
その過程で、「なるほど、こねる技術はAさんの言っていることが合理的で、のしはBさんのやり方が自分に合っている。また切りはCさんの方法で行こう」という自分なりの判断が出来ればもう一人前と言える。
もっとも私もそこに至るのには2〜3年くらいかかったものだ。真面目な蕎麦打ち志望者に多く集まってもらいたい者である。
※ ※ ※ ※
ここでの蕎麦打ち講習は夕方まで続くのだが、私は次の用事があるので、昼の一時過ぎで終わり。
なんとも心のこりだが仕方ない。
またいつかお手合わせをいたしましょう。
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