掛川奮闘記

2003年10月17日(金) 031017_どんぶり会館で織部を買う

【東海市長会臨時総会】
 東海市長会に出席。議題は主に、国の地方自治に対する改善要望である。

 税制、規制緩和、三位一体改革の推進と、その一方で財政支援の削減反対などである。

 東海市長会には約80もの市があるが、今日はそのほとんどの市長が参加している。さすがにこれだけのVIPが集まると壮観でありますな。

 今年掛川で市長会を行ってから、合併によってあたらしく一つの市が誕生して、市長さんが紹介された。

 もうすぐ合併によって多くの新しい市が誕生し、また同時に多くの市が消えるのだろう。

 市以上に大変なのは町村会だと言われていて、多くの町村が市と合併してしまうので、町村会の構成団体が大変少なくなってしまうのである。

 世の中が激動するその真ん中にいるような気がした。 


【土岐市内視察〜道駅どんぶり会館】
 総会の後に昼食を取って、午後は土岐市内の視察。まずは焼き物のテーマ館である「道の駅どんぶり会館」を訪れる。

 ここの横には焼き物博物館があって、絵付けの体験ができるということになっていて、視察の市長や助役は絵付けをしなくてはならないらしい。

 素焼きの皿があって、濃い青と薄い青になる顔料の小皿と筆もある。しかし突然絵を描けと言われても、絵心はないですわね。

 市長さん達ともなると、色紙などに何か書いてくれと頼まれることも多いので、周りを見ると文字を書いている人も多い。

 私も参加したが絵は描けそうにないので、適当に文字でごまかしました。ひー、恥ずかしい。

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 さて、この焼き物博物館の道路をはさんだ反対側にあるのが「どんぶり会館」である。

 この名称は岐阜県の梶原知事さんの命名だと言うが、建物の屋根の形がどんぶりをひっくり返してかぶせたような形をしている。

 中は陶器がズラリと並んでいて、さすがに焼き物の町だけのことはある。

 土岐市が生んだ有名人の代表が古田織部ということになっていて、古田織部と言えば千利休が切腹させられた後に茶の世界の大御所となった人で、織部焼きという独特の緑色の釉薬を使った焼き物で有名である。

 そんなわけで、焼き物コーナーでは織部の良さそうな皿と蕎麦猪口を探して物色。

 結局お皿二枚と灰釉織部のカップ二個と織部焼きの猪口二個を買い求めました。

 これで蕎麦を出してみたいものだが、緑がつよいので、田舎蕎麦よりは更科の白い蕎麦をキリッと出す方が良いかも。

 うーん、蕎麦の世界もいよいよ器の世界にはまりそうだ。


【核融合研究施設】
 どんぶり会館の後は、文科省の研究施設で核融合研究施設を見学。

 核融合技術は未来のエネルギー技術として世界中で研究が進められているが、ここでは核融合の条件となる数千万℃という温度でのプラズマを発生させて継続させる技術を研究しているとのことである。

 超伝導の電磁石で高いエネルギーの磁場を作り、そこに閉じこめるのだそうである。

 核融合は、原料となるリチウムや重水素の供給を止めれば反応が停止するので、核分裂よりははるかに安全だし、原料は海に無尽蔵にあるので、我が国のエネルギー状況を考えると、期待が大きいのである。

 もっとも課題は、まだ技術が確立していないのと、プラントのお値段が高いので現実的なエネルギー価格に折り合わないことである。

 しかし、こういう基礎研究にはちゃんと予算を費やして、未来の地球にしっかりと貢献して欲しいものである。

 


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こままさ