| 2003年09月30日(火) |
030930_合併の思想 |
【清掃センター安全祈願祭】
いよいよ清掃センターの工事が始まることになり、工事の無事を祈る安全祈願祭が行われた。
予定地はすでに造成を終えており、ここからいよいよ建屋と中に入れる焼却プラントの建設が始まるのである。
天気は快晴の下で、現場にたてられたテントで神事が執り行われた。
最近は神事が終わった後の直会（なおらい）でも、お酒が出ることはなく、わが市の場合はボトルのお茶が出る。
工事の受注者は（株）タクマであるが、現場の安全と周囲の地元への配慮、さらには工期の遵守はくれぐれもお願いをしたいところである。
【合併幹事会】
夜6時からは、合併の幹事会が開催された。幹事会は一市二町の助役と総務部課長で構成されていて、事務局が作成したプランを事前に議論するのである。
この9月議会で、これまでの合併任意協議会が法定協議会に格上げをするという条例案が可決をされたので、いよいよ明日からは法定協議会として事務を引き継ぐことになるのである。
目下のところ最大の懸案は、合併の期日と議員任期の特例の有無、さらには新市の議会の定数などがなかなか決まらないことである。
今回の合併でも、町の議員さんを中心に「合併の特例を使って、合併後も今の任期を2年ほど伸ばしたい」という気持ちが強くなりつつあるらしい。
合併協議会の30人委員会の構成は、一市二町の議員が各4人で合計12人、一市二町の民間委員が各3人で合計9人、一市二町の市長と助役で合計6人、県から2人、大学の先生が一人、となっている。
周辺の自治体による合併では、最近はほとんど特例を使わずに、合併即選挙、ということを表明している。
合併に対する市民の期待で最も大きいことは、�〃佝颪寮畍此↓△海譴泙任醗磴Δ泙舛鼎�り、�Ｆ酲牝始�、とうい順番になっている。
なんといっても行政経費の削減が一番の眼目なのだ。
これに当局並びに議会としてどう答えるのか、ということが求められている。特例を使いたいというのであれば、どういう理由で必要なのか、ということを明確に文書などで示した上で、市民の理解を得る努力が必要だろう。
30人委員の後ろには、大勢の市民町民がいることを忘れてはならないのである。
※ ※ ※ ※
これ以外にいよいよ話は多くの料金などの調整に入ってきた。ここからはそれぞれの一市二町の政治姿勢が如実に出ているところなので、調整が大変である。
たとえば保育料、幼稚園費用、水道料、下水道料金、町内会への各種補助金などなどであるが、ことごとく違うのである。
保育料などは、掛川市は県下一高い料金で、大東町は政策的に県下一安い料金であることが分かった。
これらの各種料金の調整方法は、�…磴い箸海蹐帽腓錣擦襦↓�一市の中で当面2〜3つの制度を併存させる、�Ａ瓦�新しい体系を作る、などということが考えられる。
これらのうち、特別会計や企業会計などで、その会計の中で収支バランスを取らなければ行けないのは、それらが優先されるかも知れない。
政策的な保育料などは当面は安くして税金を持ち出すことになっても、一定の期間の間でどこかの水準に移行することが必要になるだろう。
これは本当に難しい調整である。合併に反対の野党議員であれば大いに反対の材料に使うだろう。
ここからは会議時間も長引きそうである。今日も3時間半の会議でありました。ふー。
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