掛川奮闘記

2003年09月28日(日) 030928_イベント西から東から北

【畜産祭】
 朝一番で、畜産祭に出席。

 畜産祭は、肉牛と乳牛の品質を競う畜産共進会と一緒に開催されていて、畜産共進会は第50回、畜産祭は第11回である。

 昨年は運んできた車から降ろされるときに興奮してしまった牛が暴れ牛となって会場を駆け回るというハプニングがあったが、今回は牛を運び入れる場所を工夫したそうで、そういうことがなくてほっとした。

 昔はどこの農家でも家畜を飼っていて、その糞尿で堆肥を作り、良い土を作るという循環を行っていたのだが、今日の畜産業は完全に技術的に特化してしまい、専門の畜産家でなければ質の高い肉や乳を生産することが出来なくなってしまった。

 そしてその分、一般人から家畜の存在は遠いものになってしまったので、畜産業に対する国民のシンパシーも薄れているのに違いない。

 こういうイベントで、牛を実際に見たり、アトラクションで羊や子豚に触ったりすると言うのはそういったものへの関心をよみがえらせるという意味もあって、重要だ。

 会場には肉の特売コーナーがあって、ステーキ肉などがこれまた特別に安い価格で売られていて、これを買い求める長蛇の列が出来ている。

 肉も飛ぶように売れていて、こうでなくてはね。

 ここ掛川の肉は三重県の松坂市に運ばれて、一週間ほどビールを飲ませて肉を柔らかくしたところで「松阪牛」として売られるという話を聞いたことがあるが、本当だろうか。

 肉の世界にもトレーサビリティが導入されたらどういうことになりますやら。

 いずれにしても、我が市の畜産業の振興が期待されます。
【東山口敬老会】
 10時半からは東山口地区で地区の方達が主催した敬老会に出席してお祝いを述べる。
 
 この地区で77歳以上の敬老会の対象者は273人で、出席者は約170人くらいだそうで、小学校の体育館に集まって、楽しいひとときを過ごそうというのである。

 他の地区は敬老の日に集中してやってしまっているので、ここだけがちょっと変わった時期になっている。

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 挨拶を終えて、アトラクションに入ったところで同席していた地区の市議会議員さんと話し込んでいたら、前の方で始まろうとしていた軽体操に出るように、と司会から促されて議員さんと一緒に前に出て模範演技をやらされる羽目になった。

 議員さんと手を握りあいながらほっぺを重ねる体操をさせられるとは思わなかった。

 まあみんな喜んでいたから良いですけどね。

 
【体育館とならここ温泉】
 昼の時間を利用して掃除洗濯を終えてから、体育館に向かう。

 昨日今日と開園記念イベントを行っていたのだが、ろくなものが見られず残念だった。

 4時頃に着いたときには、アリーナの四面全部で階層ごとのバレーボールを行っていた。
 
 一同に会して試合が行われるというのはなかなか壮観です。

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 体育館の一部で、スポーツグッズを売っていたのでちょっと物色。
 
 プール用品があって、スイミングキャップと水中眼鏡をゲット。これであとは開園を待つばかりであります。

 昨日今日と千客万来で、たくさんの市民の関心を持ってもらったようです。あとは使ってもらうことですな。

 体育館の職員の皆さんのがんばりに期待しています。

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 その足で、市の北部の原泉にできた温泉に向かう。

 温泉は今日が開園で、朝10時からの開園式典だったのだが、畜産祭のために私は出席できなかったので、様子を見に行ったのである。

 午後一番で言ったならば相当な混雑が予想されたので、思い切り時間をはずして夕方六時くらいに着いたのだ。

 案の定もうこの時間であれば空いていて、快適な温泉を楽しめた。

 風呂から上がると、この地区の知人に見つかり、すこし雑談をする。

 この温泉の近くで土、日だけやっている知人のおそば屋さんのご一家もいたりして、妙なところで挨拶をする。

 地元の方達は、土、日の夜にここで温泉に入ってたむろするには丁度良い場所が出来たのではないだろうか。

 私もビールくらい飲みながら話をしたかったですねえ。今度は運転できる若手と一緒に来ることにいたしましょう。 


【プレゼント】
 以前から、部屋に戻った後にスーツをハンガーに掛けて居間に出しっぱなしにしているのが気になっていた。

 その原因は、ズボンにアイロンを掛けなくてはならない、という思いがあってそうしているのだが、どうにも部屋の中がぐちゃぐちゃなので、思い切ってズボンプレッサーを購入した。

 ナショナルの製品で、表側が硬質ガラスで出来ていて、しわになっていないかどうかが目で確認できるという優れものである。

 普及品で安いものもあったのだが、ちょっと奮発してしまった。

 まあ私自身への十日遅れの誕生日プレゼントだと思うことにしよう。

 これで返ってきたらズボンをすぐにこれに掛けておいておけばよいので、居間はすっきりするはずである。

 どうだ!



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こままさ