| 2003年09月27日(土) |
030927_魔よけの鏑矢 |
【体育館開園記念イベント】
朝9時から、体育館「さんりーな」の開園記念イベントが開催される。
正式に一般客が利用できるのは10月1日からなのだが、利用者へのお披露目として今日から二日間にわたって様々なスポーツ系の催し物が開かれて、体育館のいろいろな可能性を知ってもらおうというのである。
まずは朝八時半に集合して、記念イベントの開会式を行う。東遠定住圏の理事長である市長から挨拶、来賓ご紹介の後に、アトラクションとして、古式弓道による儀式が行われた。
これは神主さんのような直垂に身を包んだ射手が、鏑矢という矢を遠くに放つのだが、これには魔よけの意味もあるのだそうだ。
鏑矢というのは実際始めて見た。植物の「かぶ」のようなもっと丸くてごろんとした形をイメージしていたのだが、実際は案外スリムなものだ。
音も、高い音がするようなイメージでいたが実際はオカリナのような「ヒューン」という音でした。なかなか良い者を見せて頂きましたよ。
体育館の中では、マーチングバンド演奏、吹奏楽演奏、トランポリン、などが行われます。午後にはバドミントンの全日本クラスの選手がデモ試合をしてくれたり、ウォーターボーイズの指導をした先生によるコミカル・シンクロナイズドスイミングもあるのだが、見られずに残念だ。
今日はお客さんは多そうですぞ。
【職員採用面接試験】
九時半からは職員採用面接試験であります。
今回採用の職種は、消防団員、幼児教育士、保健士、土木技術職員、一般事務職員の五種類であります。
今日一日で42人の面接を行って、採用者と補欠を決めるのです。
職員採用も、最近の不況の成果公務員人気は高く、昨年も一時応募者は425人、実際の受験者は334人だった。
しかしこれではあまりにも多いと言うことで、今年は一次試験の際に、�］席犬魏櫃垢海函↓⊇駑爐亘椰融�参であること、と言う二つの条件を付けた。
少々厳しすぎるかとも思ったが、この結果応募者はやく半数になったという。
しかしその分、本当に本誌役所職員になりたいという希望を持っている人たちなので、選ぶのはやはり大変なのである。
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今日の面接は厳しい一次試験と一時の合同面接をくぐり抜けた人たちであるが、一日で42人なので、一人あたり6〜7分という短時間での人物評価を行うことになる。選ぶ側も真剣である。
幼児教育士の面接では、市長から「『三つ子の魂百まで』ということわざを聞いたことがありますか、その意味は分かりますか」という質問が全員にされた。
案外今の若者は「聞いたことがありません」という子が多いのに驚いた。
中にはその意味を問われて、「子供でも三人力を合わせれば、長く力が続く」というようなトンチンカンな回答をする子もいて、毛利元就の三本の矢の故事と混同しているのであった。
「知らなければ、知らないといった方が良い」というのはやはりその方が印象がよいのである。
面接の後半には知っている子もいて、一同安心しました。幼児教育士だもんね…。
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某中央省庁の�擬鏤�務職で東大卒の子が、本省を辞めてこの市役所を受け直していて、一同を唖然とさせました。
理由としてはプライベートなことらしいのだが、それにしても東大卒国家公務員�擬鏤�務職といえば、どうみてもそれなりの地位にはつけるはずだが、「それよりは自然豊かなところで子育てをする方が良いと思った」というのだから、世の中変わった者だ。
変な子かと思えば、なるほど�擬鐚萋声圓鯒柴世気擦襪靴辰�りした若者である。
市役所にはキャリア制度はないが、こういう若者が増えれば地方自治体の実力も多いに上がることだろう。
合否は内緒です。
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全体の感想として、なんだかまともに会話の出来る子が少なかったような気がする。
緊張しているのかも知れないが、必要以上に声を張り上げたり、必要以上にだらだらしゃべり続けたりする子は印象がよろしくない。面接終了と言われて、「今年落ちても来年も受けます」と言い放つ子もいた。
意欲はよいが、チームの中でやれるかどうか不安。
話は簡潔、明瞭に短く答えるのが良い。知らないことは知らない、と言った方がさわやかだ。ぐだぐだと知らない理由を述べたり、知ったかぶりをするよりは遙かに良い。
それにしても、私も良くいろんな面接をくぐり抜けてきたものだ、と思う。自分の実力だけではないね。運もある。
ご先祖様に感謝しなくては。
【ユージン訪問団反省会】
夜にユージン訪問団が写真を持ち寄って集まる。
団長である私からの依頼事項として、なんとしても報告書の形で各団員の見分や知識、旅先での経験をまとめておきたいと思ったので、そのことについて連絡をしつつ、旧交を温め合おうと言うことにしたものである。
皆さんあまり飲む人が少なかったので大人しい飲み会になったが、一人一人に経験を語ってもらったところでは、「これをそのまま録音すればすぐに報告書が出来るのに(^-^;)」という声も出た。
各人各様のユージン観やアメリカ観もあるようだ。報告書のできあがりが楽しみであります。
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