| 2003年09月26日(金) |
030926_街中活性の悩み |
【再開発事業関係者懇談会】
駅前東街区で事業を予定している再開発ビルの関係者が一同に会して自由な懇談会を行う。
再開発ビル事業は総事業費70億以上で、駅前の東街区を高度利用するビルを建設して、街中に賑わいをもたらす起爆剤としようという事業である。
しかし今日、全国的に中心市街地は廃れる一方であり、変わりに郊外型ショッピングセンター（SC）が大きな駐車場を備えて栄える、という経済構造になってしまっている。
郊外型のSCには�，い長圓辰討眥笋瓩蕕譴覦多幹兇里△訛腟�模駐車場、�△修海修海良並靴┐両ι雰押↓Ｅ卦い忘険Δ気譴覆で磴な�環境、�で磴な�をしているときの交通安全…などがあるのだが、昔ながらの街中の商店街にはそれがないんだな。
再開発ビルは、少ない土地を高度利用して魅力ある施設を導入することで人の足を増やそうという作戦なのだが、これまた今日全国的に破綻する例が目立って多いのである。
残念ながら、右肩上がり経済を背景にして、やれば成功したという時代ではないので、よほど進め方に注意するかコンセプトが客の気持ちをつかめるかしないと成功は難しい現状である。
佐賀市の再開発ビルの破綻も、市が主体になって事業を実施したために、回りが安心してしまって、事業計画が中途半端なままにゴーサインを出したために、ビルが完成した暁に商業床に予定したテナントが入らなくて、事業計画が破綻してしまったのである。
これと同じ轍を踏むわけには行かないのである。
そこで今日は再開発ビル事業に関連して、市、再開発事業組合役員、コンサル、街中全体の活性化を行うまちづくり会社役員などが一同に会して話し合いをしたのである。
やっと出来たとも言えますがね。
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細かい話の内容は書ききれないけれど、コンサル側の計画は少しずつ安全なものにシフトしつつあったり、一方でまちづくり会社は近隣で魅力ある施設に投資したいという意向を示していて、なかなか進め方の順番やら考え方の納得をお互いに出来ないでいる状況である。
どのような形にせよ、今の街中が活性化する絵姿というのは、店が止めてしまってもすぐにそこで商売をしたいという者が後に控えている、という状況を作りたいと言うことなのだ。
そうなると、どうしても床面積あたりの家賃を安くしなくては成らず、それを果たすために各種の補助金をもらったりすることはありえるかもしれない。
しかし単に補助金をもらえるから事業を行う、と言う安易な考え方ではいけないのである。
今日のところはそれぞれが意見を出し合った形で時間切れ。もっともっとこういう会議の中身を街中の商店主さん達にも見てもらいたいものである。
本気になってくれないと、街中の活性化なんて成功しないし、もたもたしていると息を吹き返す力もなくなってしまいそうである。
【生涯学習センター長、事務長会議講話】
午後一番で、市内の生涯学習センター長さんや事務長さんに集まってもらって講話を行う。
今回依頼されたテーマは「男女共同参画条例について」ということだったのだが、それだけで一時間というのは多いので、併せて合併と最近の市内の施設完成状況などについてお知らせをした。
最近の市内の施設と言うことでは、「花鳥園」ができて「ならここ温泉」が完成して、「体育館さんりーな」もオープンすると言うことで、9月末から10月にかけてはこれまで苦労してきた施設が一気に使えるようになるという、夢の時期なのである。
ぜひともより多くの市民の皆さんにはこの施設達を使って欲しいものである。
※ ※ ※ ※
男女共同参画で言えば、一つの理想の姿をアメリカの女性の社会進出に求めるということもあると思う。
条例ができたからと言って、条例をたてに「奪い合う」のではなくて、条例をきっかけにして「与え合う」という暖かい関係で行きたいものである。
理想過ぎるかねえ。
【地区集会〜第一・第二地区】
街中の地区での地区集会。
参加者からの自由討議では、「職員教育がなっとらん」というお叱りを受けた。
どういうことかというと、市役所を訪ねて「お住まいはどちらですか？」と訊かれたので「中町だ」と答えたら、職員がやおら住宅地図を取り出して中町を探し始めたとのこと。
「中町がどこかくらい覚えておくようにしておいてほしい」というのが要望内容。最近は職員に他市の者も増えてきたのでそういうこともあるかも知れません。
もっとも私もまだ細かな地区名になると怪しいところが多いのですが…、まずいなこれも(^-^;)。
【飲んで〜飲んで〜♪】
明日の体育館のオープンに合わせて東京の知人がやってきてくれた。懐かしくて夜9時から飲み始めたが、さんざん飲んで飲みまくりました。
知人のNさんから「この夏に二週間を北海道の霧多布で過ごしたら、生き方がスローライフになってしまって、東京での生活にモチベーションが沸かない」と悩みを聞かされる。
そうでしょうねえ。慰める言葉もありませんが、たまに我が市に遊びに来て、飲みましょうよ。
※ ※ ※ ※
飲んでからラーメンを食べて外に出たら二時少し前であった。ひー、随分と長く飲んでいたものだ。こんな午前様は久しぶりである。
おかげで奮闘記の書かずにいる分が増えてしまって困る。でも楽しかったねえ。
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