| 2003年09月14日(日) |
030914_日坂三昧 |
【八幡神社例大祭】 日坂のMさんに誘われて、朝10時からの日坂事任八幡神社の例大祭に参加する。
昨年の例大祭の時は、朝一番で敬老会があってそこでお祝いを述べてから神社に向かったので、ついたときには丁度玉串奉奠の瞬間で、すべりこみで玉串奉奠に参加できたものだ。
今日も朝から天気が良くて暑いくらいだが、例年日坂のお祭り時には雨が降る、と伝説のように言われていて、昨年も確かに小雨だった記憶がある。今年は天気が良いのだが、逆な意味でこれも異常気象かも知れない。
神社周辺には次々に地元の氏子の皆さんが集まってくる。知人もどんどん増えてくる。
神社の階段の下でまずは修祓の祇で、参加者と例大祭に用いるものを祓い清めてから、階段を上って拝殿に整列して座る。
宮司拝礼の後、神様が降りてくる。献饌、祝詞奏上と続き、巫女さんの舞が披露される。その後に玉串奉奠。今年はどたばたですることもなく良かった〜。
神様に無事にお帰りいただいて、神事は終了。気持ちがすっきりしますね。
※ ※ ※ ※
Mさんから、「今日は東山の山王神社の例大祭もやっているけど、行ってみませんか?」とのこと。
「行きますとも!」
…てなわけで、次は山王神社の番。
【東山の山王神社例大祭】 東山というところは、お茶で有名なわが市の中でもさらに一番の茶どころである。
今年はこの東山の製茶工場のお茶が、全国品評会で農林水産大臣賞という最高の賞を取った。まさに日本一のお茶である。
この地区の氏神さんがこの山王神社。御祭神はオオヤマツミノミコト、オオナムチノミコト、スサノオノミコトの三神である。
神社そのものは小さいのだが、神さんのお力は社の大小ではありませんな。
ここのお社のお力で、地域で一番の茶どころをキープしているのだからすごいものですな。
その季節になると、後ろの粟が岳の山の草がなくなる、とい言われるのだ。山から草を刈ってきてお茶の畝に敷き詰めるんですな。こういう努力が、肥料に頼らないお茶づくりに繋がっているんですな。
神社にお参りに来ただけで、「助役さんが来てくれて、箔がつきました」と言って下さるとはありがたい。次もまたお参りに来たいものです。
お世話になりました。
【Mさんち〜日坂入り浸り】 山王神社のお参りも済ませたのだが、今日からの二日間はこの日坂地区のお祭りなので、まずはMさんちでお昼をごちそうになる。
お家に行くと、ごちそうが用意されているのだ。誰ということもなく、接待するのがこの時期のおもてなしの仕方なんですな。
さんざん飲みながら食べながら、四方山話にうち興じる。Mさんは、たくさんのお茶の研修生を預かって、お茶の技術の発展に力を入れているので、国内はもちろんのこと、中国や台湾にまで友人、知人が多く、それらが今の仕事にも多いに役立っているという。
やはり仕事は人だ。
夕方までさんざん飲んじゃ食っちゃをして、時間が5時過ぎになったところで、この地区にすんでいる部長から「私の家にも来て下さい、市役所の職員もたくさん来ますから」という誘いを受けていたので、そちらに向かう。
そこでもさんざん飲んで食って大騒ぎ。普段はなかなか会えない、水道課の職員とも会話が出来たり、その他の人ともたくさん会うことが出来ました。お祭りはいいね。
こういう地区のお祭りに参加してみると、人生を、子供から大人まで同じ地区で住むということの意味が少しずつ分かるね。
Tさん、奥さん、夜遅くまでありがとうございました。今日は一日日坂三昧だった。いやあ、感動。
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