掛川奮闘記

2003年09月10日(水) 楽器屋の社長

【中心機能集積特別委員会】
 今年の特別委員会の一つである、中心機能集積特別委員会が開催された。

 要はまちなかにどのような賑わいをもたらすのがよいか、という点を探る委員会である。

 前回八月に近傍の磐田市と浜北市の再開発ビルを視察したので、まずはそれらの意見交換をする。
 
 各委員は視察先は、公共施設としてはお金をかけすぎとか、テナントが入りきらないままのオープンは寂しくて貧乏たらしい、いう否定的意見や、子育て支援施設は良かった、という印象を持ったようである。

 この委員会と別途に検討をしている「福祉ボランティア機能」の調査スタッフと「再開発ビルに期待する施設はなんですか」という趣旨で行ったアンケートの結果が出た。

 市民の多くは、市役所の機能があればよいというのがトップ。続いては駐車場。

 どうもあまりぱっとしない。

 駐車場などは必要だが、それでは都合が良くても魅力には繋がらない。ある程度のリスクを背負いながら、地元の組合の皆さんが真剣に議論してくれなくてはならないのだ。

 委員の中からも、街中の意思が見えない、とか公共がやりすぎ、とかあまりお金をかけすぎるのは問題、などといった意見が出された。

 中には「この調査はなぜ街中担当部所がやらなかったのか?唐突な調査の印象を受ける」という意見も出された。

 しかしながら、少しでも最新のデータを用いなければ今日怖くて前には進めない。なんだかちょっと視点が違うような気がしましたが。

 
【グリーンロータリークラブで講話】
 昼の時間にグリーンロータリークラブで講話を行う。会場で出迎えに出てきてくれた方から、「助役さん、ギター弾いてますか?」と突然聞かれた。

 「え?どちらさまですか?」
 「H楽器のMです」

 「ああ!あのH楽器のMさん。私も会おうとして何回か楽器屋さんを訪ねたんですよ」
 「店頭に一台のデモ用の楽器を売っちゃいましてね。一時はあれが随分出たんですよ。最近はちょっと落ちてきましたけどね」

 「いや、あれは売れますよ。居住環境のせいで20年弾けずにいたギターが夜中でも弾けるんですからたまりません」
 「最近は大人のギターレッスンに人気があるんですよ」

 「うちの子もクラリネットをやっていますが、音楽は良いですね。ストレス解消には一番ですよ」
 「そうですか、それは良かった」

 …なんてな会話ができました。今まで会おうと思っていた方にここで会えるとは良い集いでした。

 お話が終わって頂いたおみやげはなんと江丹別の蕎麦粉。わが市の北にあるおそば屋さんのご主人から調達したのだそう。

 「小松さん?知ってますよ。今度はお店にも来て、って言っておいて下さい」との伝言も承りました。

 中村さん、こんどまた行きますから。


【後輩来る】
 国土交通省の外郭団体に行っている、一年後輩の子が訪ねてきたので市内を案内する。

 来週オープンの体育館もつぶさに見ることが出来た。ちょっと問題だな、と思うところもあったので指摘しておきました。

 夜は駅前の行きつけの飲み屋さんで一杯。行きつけなのだがよくよく考えてみると、この4月初旬以来の来店であった。

 「仕事大変?やせたんじゃない?」と言われたが、そうでもない。

 そこそこ食べてそこそこ飲んで別れました。またいつか来て下さいな。

    ※    ※    ※    ※

 そこから職場に帰ってきて、明日の答弁の下書きを始める。終わったのは12時半。ふー。

 明日はユージンの訪問の感想などを訊かれることになっているのだ。それにしても、質問者は今回の訪問団の副団長の高木さんだからな。

 お互い、あうんの呼吸で行きましょう。


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こままさ