| 2003年09月11日(木) |
030911_九月議会一般質問初日 |
【一般質問初日】
いよいよ今日から二日間に渡る一般質問が始まる。今回一般質問の通告があったのは8人で、今日が5人、明日が3人という配分である。
職員もこの日に備えて、資料収集やら答弁を整えて準備に余念がない。さて…
【内山議員】
今回のトップバッターは、公明党の内山議員。質問は�…務慙�の安全確保について、��天竜浜名湖鉄道の経営方針について、��市長の退職金について
市長の退職金については、「四年在職で1800万円という金額をどう思うか。昨今の経済状況に鑑みて、市民感情として多いとは感じないか、支給率の根拠は何か」といった趣旨。
市長からは「自分自身でどうこうと言うべきではないと思うので、部長から答弁させます」ということで、部長が支給基準などについて説明をする。
内山議員なお再質問で、「税金を払えない人も増えている今日、市長自身からの考えを聞きたい」と食い下がる。
市長からは、「単純に給料を下げれば良い、という話ではなくて、私自身は長く市長をやらせてもらったご恩を私なりのやり方で市民にお返しをするつもりがある。ただ、私が市長を離れて、一市民になったとしたら、市にたった一人の代表で全ての責任を負うという存在に対して、そのくらいの処遇はしてあげるべきだ、と思う」という答弁。
後で回りからは「あれだけの働きで1800万円は安いよな」という声も聞かれた。
市民の声というのはいったい何なのかな、とも思うな。
【竹嶋議員】
二番目は竹嶋議員。この方からは、�｜聾気涼篭茲里泙舛鼎�り計画に関連して工業団地への企業誘致と道路渋滞、東環状線の整備見通し。
�⊃靴靴だ響盜�場である「環境資源ギャラリー」の建設状況、�８什濂堝�中の清掃工場のある地区の問題、�こ惺擦悗良埒骸埒米�の危機管理、について質問があった。
�，砲弔い討脇始�問題と言うことで、回りが助役答弁の余地を作ってくれて、道路渋滞問題と道路計画の見通しについて答弁する。
事前に資料に目を通したときに、どうも質問の趣旨と回答が合っていないのではないかと思って再三確認してもらったのだが、「それで良い」ということであった。
でもなんだか腑に落ちないんだよな。渋滞の方向が違うような気がして…。
【高木議員】
高木議員からは、�〇堋垢判�役に対してユージン訪問の感想、�∋坡甲禄朶張丱后↓Ｉ�疹予防接種の未接種問題、について質問。
特に、ユージン訪問の助役の感想というのはだれも原稿を作ってくれないので、自分で考えをまとめるのである。
私の答弁は、おおむね以下の通りでした。
※ ※ ※ ※
（高木議員への答弁要旨）
今回、私は、８月２１日から28日の日程で、姉妹都市25年という記念すべき年に総勢20名の第２６次訪問団の団長としてオレゴン州ユージン市を訪問することができました。
現地では、姉妹都市委員会のジョン・シンプソン会長をはじめとする委員会の皆様の心からの歓待を受けました。
翌日には姉妹都市委員会の皆様にユージン市内を案内して頂き、ユージン市役所を訪問、トーリ市長と面会を果たし、それぞれの友好の書簡を交換することができました。トーリ市長からは心からの歓迎のお言葉をいただき、さらには訪問団との意見交換のお時間を取って頂き、雇用問題、教育問題などに関するトーリ市長のお考えの一端を伺うことができました。
その後はまだ建設間もない図書館を見学し、その素晴らしさを味わうとともにこれまでの数多くの訪問団から送られた贈呈品が飾られたコーナーも見せて頂きました。友好の品々がいまでも多くの市民の目に触れることで両市の絆がさらに深まるものと確信をいたしました。
ロロマロッジにも宿泊をすることができました。マッケンジー川の水の美しさととうとうたる流れを見て、日本にはないアメリカならではのスケールの大きさを感じました。
K−ECOこと掛川農場も訪問をすることができました。自家栽培のブルーベリーを味わいつつ、大風による倒木被害などの説明を受け、農場管理の大変さを目の当たりにしました。
ホストファミリーによるホームステイは二泊ということで、二日間をホストファミリーにお世話になりました。団員の中にはなれない英語でホストとのコミュニケーションを取るのにかなり苦労をされた方や、ホストの屋敷の豪華さに目を見張った方、生活習慣の違いに驚いた方など各自が様々な体験をし、それらを通じて生のアメリカを感じたことと思います。
ユージンを離れる最後の夜には、姉妹都市委員会主催で訪問団はもちろんのこと、ホストファミリー、またこの１０月に掛川市の訪問を予定しているユージン市民の何人かの皆さん、さらにはトーリ市長までご参加を頂いて、お別れ会を催していただきました。
トーリ市長からも、訪問団に対するねぎらいの言葉を頂くとともに、友好の品々を相互に手渡し、歓談の中でさらに友好が深まる機会となったと思います。
ひとつのエピソードを御紹介してユージン訪問の成果の一端としたいと思います。
ホストファミリーに連れられて、偶然にも年に一度行われるという居住地区のパーティに参加させて頂きました。これは各人がそれぞれ手作りの料理を持ち寄って、それを道路の上にセッティングされた机の上に並べて、食べながら飲みながら歓談をするというものでした。
ここでも多くの近隣の皆さんと挨拶をする機会を得たのですが、その中に『私は昨年掛川を訪問しました。今回はよく来てくださいました』と言って頂く方がおられました。
こんな形で偶然に出会う中に、掛川訪問の経験がある方がおられるということに、この２５年にわたる市民相互訪問を熱心に続けてきた友好関係の強さを改めて感じ取りました。ユージン市民にとって掛川市が身近な町と感じて頂いているということに、新鮮な感動を覚えたものです。
最後に、今回の視察に当たって事前にご準備を頂いた氏原会長以下掛川ユージン友好協会の皆様、担当市職員、和気藹々と道中を過ごし、市民レベルでの友好の目的をそれぞれの立場で果たして頂いた団員各位、さらに旅慣れた経験を生かして最後列から団員を見守って頂き時には的確なアドバイスを頂き不慣れな団長を支えて頂いた高木敏夫副団長に対し、感謝とお礼を申し上げて私の感想とさせて頂きます。（以上）
※ ※ ※ ※
高木議員からは再質問で、「助役は自転車政策についても興味をもっていたが、それにも触れて頂けないか」とのことだったので、自転車をつけることの出来るバスの話、自転車道路の整備、また政策マニュアルももらってきたので後々その成果を報告できるようにしたい、という趣旨で回答をしました。
※ ※ ※ ※
休憩時間中に、高木さんと「あんなものですよね」という会話をしていたら、「おいおい、馴れ合いでやってるんじゃないの？」と冗談めかして同僚の議員から声を掛けられていた。
「馴れ合いじゃなくて、あうんの呼吸ですよ」とは私の弁。まあお互いに相手を持ち上げるやりとりの方が良いですよねえ。
【桑原議員、狩野議員】
桑原議員からは、�ー�歩道整備がされていないが今後どうするのか、�◆嵶个寮鎖晴麩�」のあり方、��小中学校の二学期政の問題について質問。
狩野議員からは�ヽ姐饋楊簑蝓↓▲好檗璽直�年団について、�Ａ柑垳�園化構想と環境美化について、という質問がありました。
特に私の出番は無かったが、今日は二番目の竹嶋議員から5番目の狩野議員までがこの4月の選挙で当選した新人議員なので、ちょっとぎこちなかったような気もしました。
議場の壇上で傍聴人や同僚議員、当局の幹部、さらにはテレビカメラなどを前にして演説をするというのはなかなか度胸のいることですからね。
話し方も井戸端会議で文句を言っているような言い方では訴えるものが少ないし、なにしろ質問の趣旨が明確には伝わってこなかったりするものである。
演説って難しいんよ、実際やってみるとね。
新人議員の一人に初めての一般質問の感想を訊いてみると、「いやあ滅多にやりたくないものだね」という素直な感想。そんなことを言わずに、訊いてみたいこと主張してみたいことをどんどん発表して下さい。お待ちしています。
| 