掛川奮闘記

2003年09月06日(土) 030906_粟本地区集会

【蕎麦打ってやるなり〜】
 午後の地区集会に、若手職員に迎えを頼んだのでついでに蕎麦を食わせることになった。

 前回、まずい蕎麦を打ってがっかりしているところなので、今回は特に良い蕎麦粉を使って美味しい蕎麦打ちに心がける。

 この粉の特徴も分かっているので、落ちんで打てる。今日の蕎麦ならまあ美味いといって良いだろう。コシ、風味、味のどれをとってもそこそこだ。気持ち茹でがはいりすぎたかなあ。

 でも汁の味も安定してきたし、この粉があれば、恥ずかしくない蕎麦は提供できるというものだ。

 あー、食った食った(^-^;)。

【地区集会 粟本地区】
 
 今日は粟本地区での地区集会。この地区集会というのは小学校の学校区単位で開催されるのだが、この粟本地区は住民の数が非常に多いのが特徴である。

 そのため、三つの地区が一緒に集会を行うような感じなのだが、それぞれ相互にはあまり連携もないので、理事区長さんに言わせると、なんだか普段会わないような人も一緒では気持ちがまとまらない…とこぼしていた。

 地区からの要望は、道路の補修をして欲しい、街路樹が大きくなって困っている、道路整備をして欲しい、といったものが出されていた。

 それぞれ、「補修はお金が多くかかるが、中期計画を立てて進めたい」「街路樹は剪定を強くすることで、落葉の量が減るよう工夫してみたい」、「道路整備は、区画整理の都市計画を打っているので、区画整理の手法でなければお金を出せない。区画整理事業も難しい時代になっているので都市計画自体を見直すようなことも考えなくてはならない。もう少し時間を下さい」といったような回答でご理解を求めた。

 地元からはなんと言っても、道路問題が大きい。それは近くに工業団地やバイパスのインターなど、交通量を誘発するようなものが多い割に、道路そのものは狭くて曲がりくねっていて条件が悪いと言うことが原因だ。

 信号も、市内全体では50機くらいの要望があるのに対して、毎年公安委員会でつけてくれるのは2〜3個。これでは不満解消には結びつかないのだが、逆に信号はなくても、一時停止でやれればそのほうが交通には寄与する、という意見もあるようだ。みんながルールを守ってくれればよいのですがね。

    ※    ※    ※    ※

 地元の母親から出されたのは、「幼保園ができたのに、地域の子供達が定員オーバーで入れないというのはなんとかならないか。民間の保育園にいかなくてはならなくなったら補助してもらえないものか。少子化対策にはなっていないではないか」と厳しい意見であった。

 公立の幼保園ということなので、定員的にも料金的にもやりすぎると民業の圧迫に繋がってしまうので、むずかしいところである。市長は、サービス水準を上げるのだから、料金をもっと上げてはどうか、と提案したらしいのだが教育委員会が難色を示したのだそう。

 多くの市民が幼保園「すこやか」に子供を入れたいという気持ちはありがたいのだが、どうしても抽選になってしまう。その理由を正直にたんたんと伝えるというのは案外難しいものだ。

    ※    ※    ※    ※

 晩ご飯はカレー南蛮蕎麦。昼に打ったのがまだ余っていたのだ。

 送ってくれた若手のS君から「助役さんは、そういうものも作るのですか」と驚かれた。

 「もちろん作るとも。蕎麦を食べることの幸せを追究すると、いろんな味を理解しておかなくてはね」
 
 それにしても、これも上手に出来ましたぞ。うーん、カレー南蛮最高!



 < 過去  INDEX  未来 >


こままさ