| 2003年08月16日(土) |
030816_実演販売もできる? |
【床屋さん】 一ヶ月ぶりに床屋さんへ行く。ユージンへ行く前に身だしなみも整えておかなくては。
髪をGIカットにしようかとも思ったがやはり止めておいた。それほど暑くない夏のせいである。
【整体に行く】 背中の痛みに耐えかねて、ついに整体に行くことを決意。「整体」をタウンページで調べてみると、「各種療法」というところに入っていた。
掛川市内には十数件の治療院があるが、一体どこがよいのかはこれだけではよく分からない。とりあえず、めくらめっぽうでA整体院に電話をしてみて、午後の予約状況を訪ねると一時から大丈夫ということで、予約をする。
治療院に到着すると出てきたのはこれまた随分と若い先生である。聞けば、年齢は31歳だとか。 「でも、これでももう整体で12年やっていますから」とのことで、なかなかの実力派のようである。
まずは名前や生年月日、住所などの基本的な事柄と、どこがどう痛いかという問診票に記入する。今日は背中が痛いので、そのように訴えましたぞ。
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こちらの治療院の施術法はもみほぐしと指圧。 「痛みを取るだけなら針も効果はありますが、私は中国の方に師事して、この方法一本でやっています」とのこと。 「この方法は、中国では北京医科大学でも教えられる伝統的なやり方らしくて、以前中国人の方の相手をしたら、『あー、懐かしい、故郷のやり方だ』と随分懐かしがられたことがありましたよ」とのこと。
私の背中はやはり随分固くなっていて、背骨もずれているとのこと。
まずはうつぶせに寝て、首から肩、背中、腰、足と指圧と筋肉のもみほぐしを行って行く。気持ちええ〜(^。^)。やはり基本的には凝って固くなっているところを揉んで血の巡りを良くすると言うことなのだろう。
「同業者の方を見ていると、健康食品を売ったり、健康グッズを売ったりする方が良くいるんですけど、収入の道をあまりそう言うことに求めるとどこか間違ってしまうんですよね。私は手とこの技術だけでやってます」 聞けば、今では市内のホテルへのマッサージ師の派遣業務も行っていて、マッサージ師を何人も指導しているのだとか。へえ。
痛いのは背中と腰、肩だったのだが、「最初のうちは痛いところを中心に直していたんですが、痛いところは一点でも、そこのためには先にここを延ばして、その前にここをゆるめて…とやっていくと、結局全身をやってしまっても同じくらいの時間なので、結局全身でやることにしました」
「どの整体に言ったらよいか迷うんですけど」 「結局、自分に合うところを選ぶのが一番だと思います。私よりも弟子筋のマッサージ師の方が良い、と言う方もおられますしね。いろいろと渡ることをお勧めするわけではありませんがね」
「骨をならしたりはしないんですか?」 「骨をならすというのは必ずしも体に良くないので私はしないんですが、『整体なのに骨をボキボキとやらないんですか』という信用できないと思われるようなときにはやります。ボキボキやらないと整体じゃないと思っている方って多いんですよ。でも首をならすのはやはり良くないですから、止めた方がよいですよ」とのこと。
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結局一時間半ほども、念入りにマッサージをして下さいましたよ。終わってみると大夫からだが楽になりました。
これで初診料が二千円+治療代が五千円の合計七千円。高いと思うか安いと思うかは本人次第。ああ、だいぶ楽になりましたわ。
【大須賀町石津地区納涼祭】 夜になって、大須賀町の西のはずれは「石津地区」の納涼祭りに呼ばれて「蕎麦を打つところを見せて下さい」とのこと。
町の助役さんから頼まれたのだが、喜んで道具ひと揃いを持って向かう。しかしそもそも納涼祭りと言ったって、どんなところでどんな風にして実行されるのかがよく分からない。
大体蕎麦を打つのだって、一玉で良いのかどうか…。ええい、ままよとばかりに、気にせずとにかく行ってみることにする。
それにしても、外は雨だよ、良くこれで中止にしないもんだね全く(^-^;)。
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そんなわけで、雨の中を伸し板から工作台、のし棒、こね鉢、包丁…とひと揃いを車に詰めて移動。
会場の公民館についてみると、地域の人たちがわんさか出る夏祭りだ、こりゃ。焼きそばからヨーヨー釣り、焼き鳥、ビールとなんでもござれ。
晴れていれば外で賑やかにやるのだろうけれど、雨なので、参加者の多くは公民館の40畳くらいある広間にブルーシートを敷いたところに座り込んでいる。
中に座っているのはもう、おじいちゃんとお婆ちゃんぁその孫の集まりで、若い衆は外で賑やかに出店でわいわいやっている。
ここの地区の顔役に町議さんがやってきて、「やあ、どうもどうも、すまんね。さ、打つのはこっちでね」と会場に案内される。
その会場というのも、ブル−シートのお座敷の一番前の黒板の前。もうこうなったら恥も外聞もないわい。その場で蕎麦打ちの講習会を始める。「せっかくの機会だから皆さん見てよ〜」と顔役さんが叫べば、今まで座っていたお婆ちゃん達がわらわらと近寄ってくる。ひー、見せ物だこりゃ。
打ち始めて、ふと後ろの黒板を見れば、黒板にはチョークで「蕎麦を打ってくださるのは掛川市の助役の小松さんです」と書かれている。もう完全に縁日の見せ物状態だ、「よってらっしゃいみてらっしゃい」だな。
こちらも終いには開き直って、最後の蕎麦を細く切るときには「この包丁さえあれば、こんなに蕎麦も細く切れちゃう!見て!見て!見て!」と実演販売のノリだ。
細く打ち終わって感心はさせたけれど、そうやって売るものもないのが残念なくらい。蕎麦を打っておいておいたらきっとかなり売れたはずだがな。
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最後には出店の方で茹でて、一口ずつだけのミニ器で食べてもらいました。汁も自家製のすんごく美味しいやつができました。どうだ、これが北海道の蕎麦じゃーい!
【公式訪問挨拶】 いよいよ来週はユージンへ出発。公式訪問団の挨拶文とその英訳がまだできないので、焦りながら文章を作る。いや、結構時間がかかるなあ。間に合うかなあ。
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