掛川奮闘記

2003年07月19日(土) 030719_北海道は寒い

【いざ札幌へ】
 来週の週明けからの北海道視察の先乗りの形で、一足先に北海道入りを決め込み、朝七時の新幹

線で東京へ。

 駅にはリュックをしょった子供たちでにぎやか。もう世間は夏休みなんだな、と改めて思いまし

た。

 北海道では夏休みの始まりは7月25日前後で8月18日くらいまでというのが相場。夏休みも

冬休みも25日ずつと言うのが北海道の長期休暇の実態なんだな。

 夏休みが長い、これこそ日本のスタイルなのだろうな。

    ※    ※    ※    ※

 道中は何事も無く、空港までたどり着く。空港も夏休みの人たちでごった返していて、手荷物検

査に長蛇の列。早く並んでしまわないといかんな。

 手荷物検査を過ぎて通り過ぎようとしたら、なにやら同じくらいの女性が怖い顔で検査担当の若

い男性に一方的に文句を言っていた。なにやらパソコンが壊れたようなことでもめているようだ。

 「…だからね、これじゃ私は行った先で仕事ができないの!どうしてくれるの!一筆書きなさい

よ!」
 「はあ…」

 よほど大事なことだったかもしれないが、そんなに大事ならもっと自分でも気をつければよかっ

たのじゃないのかな、と思いながら脇をすり抜けた。

 きっと、ああいって文句を言う人は一生他人に文句を言い続けて過ごすのではなかろうか。そう

して弁償をさせて溜飲を下げて生きてゆくのかな。そんな空港の風景。

    ※    ※    ※    ※

 新千歳空港に降り立つと、乗客の多くから「寒い」という声。今年は本州も涼しいが、本当に涼

しいのを越して、肌寒いほどである。これは今年は冷害になるかもしれない。そんな予感。

 2ヵ月半ぶりの北海道である。

【娘の出る演奏会】
 家に近いJR駅の近くのショッピングセンターの一階で、私の娘が所属している中学校吹奏学部

の演奏会が開かれると聞いていたので、駅からまっすぐそちらへ向かう。

 会場には私の親も来ていて、演奏を聞いていた。

 吹奏学部はクラブ員が35名で、希望的には50人くらいの大編成での音作りをしたいところだ

が、残念ながらそれだけの子供を集める力がいままでなかった、ということだろう。

 ここは実績を積んで、新しい一年生に少しでも多く入部してもらい、厚みのある音づくりをぜひ

ともしてほしいものである。

 演奏は全部で4曲であった。8月上旬の全国大会予選の際の課題曲も披露された。

 春先に聴いたときよりは、やはり一年生に少し力がついてきたのか、音に迫力が増したように感

じました。それにしても、たかが二ヶ月程度で初めての一年生でもこれくらい吹けるようになるの

だから伸び盛りの子供の力というのはたいしたものである。

 先生にも大いに鍛えてほしいものである。


【ひと時の団欒】
 夜は実家の親と弟と、わが家族で居酒屋で会食。久しぶりの団欒のひと時である。まだ娘も高三

なので酒はいけないが、飲めるようになったらどうしたものか。

 こやつらと居酒屋に入るなどと言う日も来るんですなあ。

    ※    ※    ※    ※

 重い荷物を肩に下げて移動したので、肩がこった。家だとやはり油断してか、ぐったりするな。

 やはり掛川では毎日緊張しているのかもしれないね。

 




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こままさ