掛川奮闘記

2003年07月18日(金) 030718_戦略的商店街活性化方策

【戦略的商店街経営システム検討委員会】
 街中の衰退しつつある商店街を活性化するための検討委員会が開催された。

 全部で25名というたくさんの関係者からなる委員会を仕立てて、これからまちづくり会社などが行おうとする試みに対して、意見や支援・応援をいただこうというものである。

 昨年度中に経済産業省の調査事業としてわが掛川をモデル都市として、商店街の活性化方策を検討してきたのだが、これがほぼまとまり、調査段階からいよいよ実戦に向けた取り組みを開始しようと言うのである。

 調査の中で、改めて現在の街中の商店街の問題が明らかになってきた。

 街中には無料の駐車場がないこと、あっても店舗から遠いといった、都市インフラの問題。

 また、街中に用がある人が減って、通過人口すらかつてから激減しているという現実。

 なにより、既存商店街では所有者がそのまま営業戦略を練り、実際の販売まで行うという一連のシステムで商売を行っているのに対して、郊外型ショッピングセンター(以下「SC」という)には、販売戦略から品揃え、売り上げ管理から販売までをプロフェッショナルの仕事として専門に管理するスタッフの下で作戦が練られ、売れないと見るやすぐに店舗を変更することができるという自由度があるということである。

 ビジネスがプロの仕事化して今日、いままでの業態ではドラスティックな地域運営ができない構造になっているというのである。

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 そこで考案されたのが、地域全体の一つのSCと見立てるという商店街SC構想である。売れない店舗とやる気があって売れる店舗を交代させるくらいの運営を行うことで、活気とやる気のある店舗群を作り、そして商店の新陳代謝を計ることで活気を持続させようと言うのである。

 日本でも数少ないこの取り組みが、わが市にとっての特殊解として地域に受け入れられるか、というのもこれからのまちづくり会社の努力と、地域住民の努力にかかっていると言えるだろう。

 今後のわが市の商店街のありように注目して欲しい。


【商工会議所建設業部会】
 商工会議所の中の、建設業部会の皆さんから講話の依頼があったので、お話に行く。

 話題はもっぱら合併関連。合併を考えると、業界も再編成を考えなくてはならないし、また合併後の新市の重点プロジェクトの提案などもいただくことが必要である。

 南北の渋滞緩和のための道路整備などが強く要望されているが、それ以外に必要な公共施設はなにかあるだろうか。

 メンバーの中ではお二人の方とまた新たに知り合いになった。いずれも善良な仕事師という感じで、こういう皆さんに共通するのは神や仏に対する信心の深さである。

 古き良き日本人が減ってしまったことと、昨今のおかしな事件が横行することの関係を考えずにはいられない。

 日本人の精神的な背骨はなにか。それはどこへ行ったのか。真面目に仕事をすることで社会に地道に貢献する精神を失ってはならない。

 真面目であること。それがなによりなんだな。こういう皆さんとつきあうと、そういうことが心底しみるように分かります。


【若手と飲み会】
 なぜか若手から声がかかって、「飲みに来ませんか」とのこと。

 これもまた何かの縁とばかり、参加する。相手は、市役所の某課の職員とそのOB。

 各部各課も、係長くらいまでなら、まだ顔と名前が分かる場合もあるのだが、それよりも若手となると実に疎くなってしまう。
 
 話題と言っても、単身赴任生活やら蕎麦打ち談義などに終始する。知人の娘さんがいて、「え?※※さんの娘さん?あはは、分かった」と妙なところで、人のつながりを知ることになる。

 よく見ると似ているのだが、言われないと分からないものですな。

 それにしても、説教癖がついちまったわい。もう年かな。

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 国体まであと100日となった。カウントダウン100イベントを昼休みに開催して盛り上げに努める。

 こういうことも地道に行うことが大事だな。

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 飲んで帰ると奮闘記の執筆が辛いなあ(^-^;)

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 明日からは五月以来の札幌である。天気も良さそうで、ちょっと息抜き


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こままさ