| 2003年07月11日(金) |
030711_父親クラブ |
【郵便局への注文】 お中元が郵便局から届いたのだが、不在だったためにピンク色の不在連絡票が入っていた。 贈って下さった方へは申し訳ないのだが、私の場合ごく近しい知人同士以外の儀礼的なお中元などは一切受け取らないことに決めているので、郵便局には断りを入れようと思った。
しかし、ピンクの不在連絡票は「いつなら受け取れるか」といったことを記入して郵便局に返す様式でしかないのですな。
そこで郵便局に電話をした。
「届け物の不在票が入っていましたが、受け取らないつもりなのですが…」 「それなら二つの方法があって、一つは郵便局へ来て頂いて、身分証明書見せて頂いて記名捺印をいただくか、もう一つは保管期限が切れるのを自動的に待つということになりますが」
「贈られたのはチルドという風になっていたので、早く返したいですね」 「それなら郵便局へ来て頂きたいのですが…」
「民間宅配業なら、受け取り拒否と言えばそれで済むと思うのですけど」 「こちらではなんとも…。勝手にそういうこともできませんので…」
仕方がないので、郵便局へ出向いて氏名を書き込んではんこを押してきました。担当の方が、「はい、受け取り拒否ですね」と言うので、「ちょっとその表現はきついので、受け取り辞退にしておいてくださいよ。」と申し出たところ、「はいじゃ、そうしましょう」と言ってそう書き換えてはくれた。
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郵便局に注文をつけておきたい。不在連絡票には、受け取り辞退、受け取り拒否、というチェック項目をつける欄を作って頂きたい。
そうすれば、いちいち郵便局まで手続きをしに行くこともなくなって【効率的に】なると思うよ。
郵政公社は効率的でなくちゃね。
【父親クラブ】 市内の第一小学校には「父親クラブ」という団体がある。小学校に通う父親による集いで、活動としてはもっぱら飲み会が多いらしい(^-^;)。
このクラブから「お話をして頂いて、懇親会をやりましょう」という申し出があったので、今宵それに参加してきた。
第一小学校は街中の学区なので、繁華街も近く、会場はお城の近くの料理屋さん。ここの若主人もクラブの会員なのだ。
私からの講話は二階の広間で行った。タイトルは「体験的父親像」ということにして、私自身の転勤やら子供が不登校になったときのお話などをさせてもらった。
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私の不登校体験は、その後なんとか子供も復活したことで、今では過去のものとなっているのだが、いろいろな事に気づいてやれなかったり、対応してあげられなかったことを後悔する部分が、父親とは何か、家族とは何か、といったことを考えさせられる良い機会ともなったのである。
親は真面目に生きて背中を見せていれば子供は無事に育つと思っていたが、それだけではやはりいけないのだ。
親父は昼行灯のように、なにごともないときはぼーっとしていても良いと思う。しかし、一度家族が危機に陥ったときは嵐の中の小舟の船長になるようなもので、これで自分があきらめてしまったらこの舟は即沈没である。
そういうときこそ父親の存在意義が最大に発揮される。自分の不幸を他人の所為にするのでなく、全てを受け止めてそこから自分が納得する方法で少しずつ前に進む。
他人にアドバイスを求めても、その実行には自分の納得と責任を自覚することが必要である。他人のアドバイスを実行しての結果も全て自分が受け止めなくてはならないのだ。
私の場合は、夫婦の絆を確認しあいながら、なんとか不登校の状態から子供が脱出することに成功したので良かったのだが、決してこういうありようが全てではないと思う。
でもなにがしか、これは絶対必要だ、と思うことがあるとすれば、それは父親が子供や家族や社会に関わりを持っていくことである。そう言う意味で、父親クラブという活動は大事だし、これからも期待するところが大きいと思う。
…なんてなお話が、この日の講話の主たる内容でありました。
ともすると思い中身になりそうだけれど、こういう話は笑いながら軽くするのが良いね。
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懇親会も、お父さん達十人ほどとさらに突っ込んだ話で盛り上がりました。
終いには二次会でカラオケまで行って、終わったのが夜中の1時半(^。^)。久々に飲んで歌いまくりましたぜ。最後までお付き合い頂いた皆さん、ありがとうございました。
どうか皆さん、良い子供さんを育てて下さいよ。
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