| 2003年07月06日(日) |
030706_学生さん案内〜まずい蕎麦 |
【学生さんを市内案内】
今日は早稲田の学生さんは一日フリーで、市内見学の日である。…とは言いながら、少しはこちらの希望するところも見て欲しいので、まず午前中はお城周辺を見てもらおうと、お城の招待券などを差し上げておく。
午前中は自由行動で、午後一時にお城前の物産館で待ち合わせてそこで合流と決めてある。昨日のお酒で二日酔いでダウン、なんて事はないでしょうねえ。
【事任八幡宮〜日坂】
待ち合わせ場所には無事全員が集合。車二台に分乗して、まずは市内の一宮「事任八幡宮（ことのままはちまんぐう）」へお参りに行く。
ここではまずお参りする前の手水場での作法を伝える。左手、右手、口、左手、持ち手と一杯の水で清めるのである。
こちらでは宮司の誉田さんにお話をして下さるようにお願いをしておいた。参拝の途中から誉田さんが来て頂き、拝殿横のご神木の杉の木の前でお話を伺う。
もともとは粟ヶ岳への信仰もあったのではないかとか、戦国時代のさなかにご神体を森の奥に神社へ避難させたことがあったらしく、そのため今日小国神社も事任神社を名乗っているとか、「ことのまま」というのはもともと「事の待ち」で、神様のご託宣を「待って」それを実行していたのが、ご託宣の「まま」にいうことを聞く、という変化が生じて、昔は「コトノマチ神社」と言われたのがいつの間にか「ことのまま神社」となったのらしい、と教えられた。
ふだんなかなかそう言った話は聞けなかったので、学生さん達よりも私が興味深く聞いてしまった。誉田さん、奥様いろいろとありがとうございました。
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続いては日坂宿の川坂やさんの見学。建物にはいるとボランティアの女性がいて挨拶。「丁度今K先生がいますよ」ということで、ありがたいことにK先生にご案内をお願いした。
事のついでに萬屋さんの方も見学させてもらい、中にまで入れて頂いた。こういう雰囲気はやはり中にはって身近に触れる方が感じられますねえ。
ちょっと雨漏りがするそうである。なんとかしなくちゃ。K先生、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。
【小夜の中山〜ねむの木学園】
続いては小夜の中山。頂上の扇屋さんが閉まっていてちょっと残念。ここでは久延寺という真言宗のお寺の中にある「夜泣き石」を見学とお参り。昔の人の峠の旅はさぞ辛かったでしょうねえ。
最後に、宮城まり子さんのねむの木学園を見るだけでも、ということで急遽向かうことにした。学園の入り口で外観だけで帰ろうとしたところ、よくお世話になっている事務局長が玄関から出てきた。
時間はあまりなかったものの、事情をお話ししてちょっとだけ見せてもらうことにしたが、やっぱり見て良かった。ここは私立の養護学校で、無学年制で勉強もしている。
ここではなんと言っても、子供達の才能を絵画を描かせることで花開かせようとしているのが特徴で発想豊かな構図と自由な彩色が印象的である。
美術館の方も見たかったがここでタイムアップ。M事務局長さん、ありがとうございました。
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これで本日の視察行程は全て終了。学生さん達を駅まで連れて行って、学生さん達も全員集合。最後に記念写真を撮って終わりました。
今すぐどうこうと言うことではないにせよ、学生さん達にとってきっとここでの出来事は何がしかに影響をすることだろう。またいずれわが市とご縁ができますように、お祈りしていますよ。
生徒を引率して下さったK先生もありがとうございました。無事で事故がなかったことが何よりでした。またスローライフでいろいろとご協力をお願いいたします。
【すぐれものの小物】
町の優れものを二つ購入した。まずは電池で蚊取り成分を発散させる電池式蚊取り『電池でノーマット』である。
一見お魚風のデザインで、15センチ×10センチ×3センチくらいの大きさ。中には単三電池を日本入れて、ファンが回るようになっている。ファンの前にはカートリッジを装着し、これで後ろから風を起こして殺虫成分が空中に放出されるというものである。
これだと、今まで電子蚊取り器が使いづらかった「コンセントのない場所」や「コンセントが混み合っている場所」、「コードがじゃまになる場所」などでも蚊取り機能が発揮できるというのがウリ。
面白いのは、電池の残量と薬剤の残量がLED表示されるようになっていることで、電池の残量がLED表示されるのは分かるような気もするが、薬剤の残量を計測してLED表示させるというのはどういう技なのか見当がつかない。
途中でカートリッジを交換したら、その残量を反映するのかねえ。そんなことばかりいたずらしてみたくなるぞ。
とにかく、これなら屋外でも蚊を少しは追い出すことができるかも。ちょっと持ち運びには思いの外大きかったのだが…。
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優れものの二つ目は、デジタル秤（はかり）である。これは先日蕎麦打ちのお手合わせをしたトミーさんがもっていたもので、すごく便利そうだったので欲しくなったのである。
要はもちろん重さを量るのだが、デジタルなのでスイッチを入れてゼロ表示をさせ、次にボールやカップなどの容器（いわゆる風袋というやつですな）を乗せて、そこで別のスイッチを押すと、そこがゼロになるという仕掛けである。
これまでは粉の重さを計るのに、「ボールの重さが210グラムだから…えーと、秤量を合わせて…」などと苦労をしていたのだが、これなら一発で重さを1グラム単位で計れてしまうのである。これは便利だね。
面白いのは水の量だって、計量カップでなくして重さで量れば、目盛りつきの計量カップなどいらないのである。あらかじめボールを乗せて風袋をゼロに合わせておけば、そこに水を適当に入れて欲しい量になったところで止めれば、水も1cc単位で計れるというものである。実にすごい。
大規模日用品店に行ってみると数種類あって迷ったのだが、2ｋｇまで計れるものでその範囲で1グラム単位で計ることが出来、また電池も単三が二本で済むというものに決めた。
大きさだって、バネばかりに比べると格段に薄くなっていて持ち運びにも便利である。はあ、時代は変わったもんだねえ。
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優れもの二つ、と書いたが、実はもう一つ「網戸すっきりブラシ（ロング）」というものも買ってある。これはまだ使っていないので本当の優れものかどうか分からないのだが、使ってみて良さそうならば緊急レポートをする予定。え？いらない？そんな…。
【まずい蕎麦】
そんな道具を利用して、蕎麦を打って食べる。今回は昨年買ってあった旭川は江丹別の粉の蕎麦を食べたくなって、それを打った。
江丹別の粉はアルミの袋に詰められて、中には脱酸素材も入れられているので、品質が衰えないのではないかという期待もある。
デジタル秤を利用して粉の量を正確に計り、打ち始める。
ここの粉は水を多く必要とする、という印象があったのだが、練り始めてみると思いの外柔らかい玉になってしまった。水が多かったのである。
そこは何とかごまかしごまかし打ち終えて、伸し、切りまで無事にこなし、いよいよ食べてみる。
もちろん汁も鰹厚削り（今日は市販のものね）から煮出して出汁を取ってかえしと混ぜ合わせる本格的なものである。
さて茹でたてのお味は…「うーむ、美味しくない…(--;)」ひどく美味しくないのである。
まずコシがない。こんなにコシのない蕎麦ではなかったはずだが、その理由としては�（瓦�悪くなっていたのか、�△修譴箸眇紊領未�多かったせいかがちょっと判別不能。
次回早いうちに、水の量を今回と変えて打ってみなくてはなるまい。うー、久しぶりに思いっきりまずい蕎麦を食べてしまった。人にあげなくて本当に良かった(-_-;)、危ない危ない。
過信は禁物でありますなあ。
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