掛川奮闘記

2003年07月05日(土) 030705_学生到着

【早稲田の学生さん】
 スローライフでお世話になった、早稲田大学のK先生のゼミ学生ご一行様15人がわが市を訪問してくれた。

 11時56分の新幹線で駅に到着。K先生は小柄なので学生の中にはいると紛れてしまう。こちらの出迎えに気づいてやっと合流。ようこそ当市へ。

 さっそくまずは市内見学を兼ねながら、市役所へまずはそこで昼食のお弁当を食べるのだ。これからの予定は、昼食〜アートハウス〜市役所でディベート〜旅館で食事〜懇親会という日程である。
 
 最後までお付き合いして、懇親会まで乱入の予定なのだ。

 最近の早稲田大学は、変な事件でミソをつけてしまったが、彼らに「会ったことがあるの?」と訊いてみても、「学生は5万人いますから…」とのこと。

 やはり極めて特殊な人種なんだろうけどね。

    ※    ※    ※    ※

 さて学生さん一同をまずは市役所をご案内したのだが、地下から入って市役所の一階で全体を眺めると、皆度肝を抜かれたよう。

 「健康百段花道階段」やら「市民に開かれた市役所」などの効能書きを説明して五階まで階段で上がるが、感動の嵐。そうね、最初に見ると大抵は度肝を抜かれて腑抜けになるのさ、ふふふ。

 会議室で昼食後に、再びバスで資生堂企業資料館とアートハウスを見学。資料館前に設置されているお庭踏み石に興味をそそられて、皆「イタタタ…」と言いながらそろそろ歩く不思議な光景も。

 アートハウスでは昨日から現代美術展も開かれていて、なかなか面白い。

 しばし芸術に触れたかな?


【ディベート見学】
 アートハウスからは再び市役所へ。午後の演習としてディベートを行うというので、会議室を貸すことにした。

 本日のディベートのお題は、「日朝交渉において、核廃棄を前提とすべきかどうか」というもの。なかなか難しいテーマだが、これを「イエス」と「ノー」の組に分かれて、お互いに論を展開したり、質疑応答をする。

 一観客として眺めさせてもらったが、まだ全員ディベートは初めてとあって、質問や応答、主張がいまいち力不足の感じ。

 ディベートとしては「ノー」の組の方に部がありました。お互いに相手の論の矛盾をついたり、答えづらい質問をするなどと言った作戦があるのだが、まだまだそこまではいかないようだ。

 これからもっと勉強して、議論に強くなって下さいな。


【懇親会、いつの間にかスローライフ会議】
 夜には、市内の旅館で懇親会。学生さん達が夜は飲む、というので乱入させてもらうことにしたもの。

 一人ではやや心細いので、スローライフの仲間を呼び出して一緒に行くことにした。学生さん達は皆さんわが市に割と良い印象を持ってくれたよう。しかし、ビール2、3杯で寝込んじゃう子もいたりしてさすがに若い(^-^;)。

 懇親会の会場で、一緒に行ったスローライフのIさんとの間で、「スローライフの市民協議会組織を作ろう」という話になった。

 昨年のスローライフイベントを継続するためには、受け皿となる組織があるべきである。

 わが市のスローライフのまちづくりを、市民レベルの組織で情報交換したり提案したり、普及・啓蒙を図ると言うことが大事なのではないか。そういう、目的意識がしっかりしているのであれば、受け皿となる組織を作って地道な活動をするということは大変面白いことだと思う。

 今月半ばに、昨年のスローライフ仲間に「集まりましょう」とIさんが声をかけているそうだが、そこで是非、受け皿組織の本格化して欲しいものである。応援しまっせ〜。

 そうそう、今回の学生さんの中に、旭川の高校の後輩が一人いた。どうということもないのだが、珍しいなあ。 


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こままさ