掛川奮闘記

2003年06月14日(土) 030614_合併新市建設小委員会

【花の市】
 毎月第二土曜日は、花の市がお城の近くの三の丸広場で開かれるのである。
 
 幸い今日は梅雨の谷間で、朝から暑いくらいの日差しである。

 花の市では、無料で花の苗が配られたり、園芸のお店が持ち回りで商品を販売したりしているのであるが、ここのところ来客数に翳りがあるという。

 その原因かどうか分からないのだが、市がやっている一斉同報放送でイベント情報を流さなくなったからではないかとも言われているのである。

 一斉放送は、本来災害などの緊急の際に使うべきものだが、市民に声でお知らせするのに便利なためにかつてはイベントのお知らせなどを放送していたのである。

 しかし、最近では「朝うるさくて眠れない」とか「イベントのお知らせなら別な知らせ方があるはずだ!」と言った、批判が市役所に寄せられるようになり、担当者で検討した結果、当面放送でイベントを知らせるのを止めてみているものである。
 
 イベントに来る方はお年寄りが多いために、忘れていたり、情報に接することが少なかったりで、イベントに気づく機会が少なくなっているとも思われる。

 一方で今更市内で放送でもないだろう、という意見もごもっともである。

 どちらにも利があるから困るなあ。やりづらい世の中になったものである。



【合併協議会新市建設小委員会】
 午後一時半からは、合併協議会の小委員会で、新市建設小委員会が開催された。

 委員長には静岡大学の小桜教授、副委員長には大東町の川口助役が選出されて議事進行。今日のところは今後の運営方針だとか、運営スケジュール、一市二町の資源と課題などが話し合われた。

 課題としてはなんと言っても南北交通、南北道路の問題が大きく、これを解決するための合併と言っても過言ではない。

 合併そのものに対しても、甘い幻想を抱くべきではなくて、いよいよ厳しくなる時代に突入するための準備の十年間であると認識すべきであろう。

 どういう準備をするかを話し合う場がいよいよ始まったのである。

 約一年ですが、よろしくお願いします。


【金田さん叙勲祝賀会】
 長年地元の建設業界で活躍された金田さんがこのたび勲五等瑞宝章を送られ、その祝賀会が開かれた。

 地元の名士が勢揃いでお祝いに駆けつけた。

 会場では仲の良い人にくっついていれば、いろんな方に紹介されるので結構なことである。

 こういう場で話をしていると、知っていた人同士が親戚だったり、共通の知人がいたりといろんなことが分かってきて、社会の網がまた複雑にネットワーク化されてゆくのである。

 うちの市役所の職員が、この金田さんのお嬢さんの旦那だったりして、「なぜあなたがここにいるの?」という問いの答えになったりするのである。

 狭い世界なので、すぐにいろんな人同士が関係していることを思い知るのである。


 < 過去  INDEX  未来 >


こままさ