掛川奮闘記

2003年06月11日(水) 030611_うーん、元気がない!?

【元気がありませんねえ…】
 市長が今夜は東京泊まりなので、ちょっと早めに6時頃に市役所を出た。

 某氏と出口で出会って、ちょっと四方山話をする。その中で、上記の「最近助役さんは元気がないのじゃありませんか?」と言われた。

 「元気がないのじゃないですか?」と言われて、思わず「最近合併の話題が多くて、思い通りにはならなくて…」などと言い訳じみたことを言ってみる。

 「我々は、助役さんの言うことは絶対ききますから、元気ハツラツで活躍して頂かないと、的確な指示がいただけるかどうか不安になります」
 「そんな風に考えているんですか?」

 「そうですよ。我々はなかなか助役さんとはお話をする機会がないので、なにかあって声を掛けて頂ければ、『そうだ、ついでにあの話もしておこう』と思うのですが、そうでないとなかなかこちらから日程を取って話しに行くというのは難しいんです」
 「もっと呼び出した方が良いんですね」

 「そうですよ、そうして頂ければ飛んで行きますよ」
 「元気がないように見えましたか。そうか、気持ちを入れ替えますよ。妙に物わかりの良いおじさんになっちゃいけないって事ですね」

    ※    ※    ※    ※

 決して元気がないと思っているわけではないし、そう見えるものかなあ…と思いつつも、思い返せば、指示や意見を最近はびしっと言っていなかったような気がする。

 意見や相談を言ってこない、と文句を言っているような弱い生き方は止めて、こちらから「どうなっているか教えて」という、エネルギーを発散しなくてはいけないんだなあ。

 職員が期待する助役像に近づくのもなかなか骨の折れるところだが、みんなの期待は、ちんまりとまとまった仕事をすることではなく、エネルギッシュに引っ張るリーダー像なのかもね。

 自分自身を見つめ直す、良いきっかけにはなったかもしれない。

 今日一日元気で過ごしていましたか<自分へ
  



【究極の蕎麦ができた】
 早くに家に帰ったのは、究極の蕎麦を作るため。

 究極の蕎麦とは、更科蕎麦なのだが、一本の蕎麦の半分が茶そばで半分が更科の白い蕎麦という代物。

 こういう蕎麦を作っている方が雑誌か何かで紹介されたのを見たことがあって、一度作ってみたかったのだが、なかなか機会がなかったもの。

 要は茶そばを打って、もう一つ更科の蕎麦を打って、これらを重ねてあとは一枚に伸すという作り方をするもの。

 茶そばは水の量が多めに食うので、調整にちょっとコツがいる。あとは更科を打つ。このあたりはもう慣れたもの。

 これらをお供え餅のように重ねてあとは普段と同じように大きな丸伸しをして、角出し、本伸し、切りへと移る。

 伸していて、見える面は緑色だが、裏側は真っ白でなんだか変な感じである。

 こねるのが足りなかったのか、周辺が少し割れ気味。まずい、早く伸して切らなくちゃ。

 急いで畳んで切る。伸しも十分にうすく、細い蕎麦ができあがった。

 さっそくこれを茹でて食べてみる。もっと茶そばの緑が深くて、更科の部分は真っ白になるかと思いきや、緑は薄めで、更科部分は少し透明感が出ている。もっと色のコントラストがはっきりするかと思ったが、それほどではない。

 しかし、一本の蕎麦で片方が緑で片方が白とはなかなか面白い蕎麦である。これぞまさに手間暇のかかった「大名蕎麦」と呼ぶに相応しいだろう。
 
 ずっと考えていて、頭の中では理論的にはできるはずだったのだが、実際に作ってみたのは初めてで、最初に重ねるときの緑と白の厚さに差がありすぎると、ほころびたりもする。

 味は、更科が勝っているようでそれほど茶そば風味が強く出るわけでもない。このあたりは、茶の混ぜ具合でまだまだトライアルを数多くしなくてはなるまい。

 それにしても、まずはできることが判明。今後の蕎麦対決上では、かなり強力な武器になるに違いない。わっはっは  



 山下達郎の「フェニックス」は本日発売です。CD屋さんで新譜のCDを買ったのは久しぶりのことです。

 カンカンの達郎節だけど、サザンオールスターズの「愛しのエリー」に聞こえるのはわたしだけかなあ?


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こままさ