| 2003年05月28日(水) |
030528_宴会のはしご |
【経済建設委員会市内視察】 今日は一日、経済建設委員会の議員さん達と、部課長、助役が一緒に行う市内視察である。
経済建設部は、市行政の中でもインフラ整備など市民に身近であって、なおかつ将来への備えや投資的な事業も行っている大変重要な部署である。事業の種類は道路、公園、下水、農業、区画整理、商業観光と、土木工事を中心として実に幅の広い部なのである。
天気は快晴。参加した皆さんの普段の行いの良さが知れるというものである。
そういえば昨年もこの行事に参加したことを思い出した。昨年はまだ周辺の地理うあら事業やらがよく分からないまま連れ回されて、どぎまぎしていたような気がする。
しかし今年は一年経ったこともあって、大分各事業についてのポイントなども分かってきた。やはり一年、一サイクルという時間を掛ければ、いろいろと分かってくるものである。
【目玉は温室】 今日の目玉の一つは、地元の実業家加茂さんが建設中の大温室。一連なりで端から端までが180メートルもある巨大な温室である。
ここにこれから花を飾り、なおかつ入り口の長屋門風の和風建物にはフクロウのコレクションが並ぶのだそうである。
この方は、全国の他の地域でも、鳥と花によるテーマパークを建設して皆成功させているというすごい方で、こういう人がいてわが町に日本一の巨大温室のテーマパークを作ってくれるというのだから、ありがたい話である。
年間70万人の人を呼び込みたいと言うから鼻息は荒い。しかし、鳥とふれあったり花を観たりすると言うのは今日最も求められている一つの癒しの空間になることは間違いないし、大変ユニークな事業である。。
大成功して、税金をたっぷり納めて頂けますようお祈りする限りである。
【大井川の会議】 委員会視察を途中で失礼して、午後は大井川の取水をしている自治体による会議に市長代理で出席。
近傍の町長さんやら農政局の事務所の方などと意見交換をする。大井川の水のおかげでわが市は発展することができたのである。
わが市には、潤沢な水源となる川がないので、その昔は「掛川へだけは嫁にやるな」とさえ言われたくらい、水で苦労した土地だったのである。
それが、大井川から取水をしてそれを太いパイプで延々と運んでくることによって、農業にも水道にも潤沢な水が使えるようになったのである。
水のありがたみは、苦労したものにはよく分かるが、その苦労も「喉元過ぎれば熱さを忘れる」になりがちである。
時には日常のインフラにも関心を向けて欲しいものである。
【宴会はしご】 この会合の後で、宴会。農業事務所の所長さんと話をしているうちに、平成10〜11年と北海道開発局にいたことが判明。
「へえ札幌ですか、どちらに住んでいましたか?」 「山の手☆条★丁目…」 「うぷっ!それって、茶色で五階建ての…」 「そうそう、目の前が高校でしたよ」
な、なんとあの私が札幌にいたときに住んでいたその官舎に、この所長さんも住んでいたのだという。
よく聞くと、11年のはじめには市内の別な区の方にマンションを買って移ったのだそうで、直接同じ時期にはいなかったようなのだが、こんな偶然もあるものなんですねえ。
奇遇だが、これで少し心やすくなりました。来て良かった。
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続いての宴会は、一日中視察の対応をしていた経済建設部の幹部達と。
やや遅れて着いたものの、たちまち大盛り上がり。普段はなかなか職場でもうち解けて話す機会がないので、こういう時間は大事。
ひとくさり馬鹿話に花が咲く。うちの部はエースが何人もいるので、安心して信頼できる。これからもよろしくお願いします。
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これを9時くらいに終えて、今日最後の宴会は、友人のカトさんと待ち合わせて、駅前の小料理屋で待ち合わせて飲む。
このカトさんは私と同期入省の人だが、現在は東京で活躍中。趣味で小説を書いていて、いくつかの賞も取っているという猛者である。
カトさん、家のパンフレットを持ってきていろいろと購入予定の家の話をしてくれる。場所はなんと田園調布にほど近く、立地は最高。
それにしても、3LDKで約6千万円以上とは…。ひー、私も札幌の家では借金中の身である。お互い大変だががんばりましょう。
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