掛川奮闘記

2003年05月24日(土) 030524_う〜ん、「藤かおり」

【家事にもたもた〜単身生活は…】
 朝からなんだかもたもたして、家事がまともに進まない。午前中には助役室のの整理のために市役所へ行くはずだったのだが、結局昼ご飯まで食べて、今日の夜の講演会のレジメを作成しているうちに2時になり、それから市役所へ向かう。

 洗濯して掃除機掛けて、アイロン掛けをする。なんだか今日は随分もたついたもんだ。気持ちが乗らない時ってあるんだな。

【助役室の整理】
 夜の講演会のレジメの作成を打ち合わせしながら、部屋の整理。

 過去一年間のたまりに溜まった書類を片っ端から段ボールに入れて処分する。

 なかには取っておきたいものもあるのだが、ここでそれを取っておくと、同じレベルで取っておきたい書類を捨てられなくなるので、取っておくものをできるだけ必要最小限にとどめるよう努力する。

 特に、取っておくべき資料を分類して机の上に並べて、分野別に分けてみると、割と楽に整理できることが分かった。

 いままではとにかく机の上に乱雑に山になって置かれていたものばかりで、事のついでに整理しようにもできなかったのである。

 これなら明日の午後があれば、なんとかなるかな…。

 そろそろ溜まった名刺も整理しなくては…。


【女性会議で講演】
 夜の8時から、市内N地区の女性会議に呼ばれて、一時間の講演をする。

 7時50分くらいに到着したところ、担当の女性が現れて、「すみません、あまりに早く総会が終わっちゃったので、いま市議会議員のTさんにつなぎのお話をしてもらってます」ですと。

 うーむ、やはりもう少し早く来るべきだったか…(^-^;)。会場には、地元の女性が30人くらいで、座布団にちんまりと座って話を聞いて下さるのである。

 「何時まで良いのですか?」と訊くと、「9時まで結構です」とのこと。始まったのは8時少し前なので、一時間も持たせられるかどうか自身がないままレジメに沿ってお話を始めた。

 今日の話題は、合併、市政トピックス、市民力向上のお願い、幸せな町作りとは、といった内容を用意していたのだが、市政トピックスまででもう40分以上話をしてしまった。

 時間管理が下手だのう…(--;)。おかげで、本当に話をしたかった市民力向上の話やら幸せな町作りが十分にはお話しできず、はしょってしまった。

 話はちょうど9時に終わったのだが、折角集まって下さったのだからと、最後に質疑応答を受け付けると、やはり皆さん、聞いているばかりではなくて自分の話も聞いて欲しいと見えて、結構手が上がる。

 そのような質疑応答の方が、下手に一方的に話をするよりも熱がこもってよかったと思った。

 次からは、一方的な話は三分の二くらいにして、残りに十分な意見交換をした方が良いな、と思った。みんな市役所の人間には言いたいことがたくさんあるんだよね、きっと。

 「話し上手より聞き上手」か、ね。

【藤かおり】
 先日、グリーンピアというところで買い求めた品種茶のうち、「藤かおり」の封を開けて飲んでみる。
 
 このお茶は、印雑131号とやぶきたを掛け合わせたものの実生から選抜された、とのことで、茶葉自体が委凋していて、一見緑色のウーロン茶葉のような印象。

 島田市にあるマルミヤ製茶さんのホームページから、この「藤かおり」についての記載をおかりしてみると、このように書かれています。

 [藤かおり]
 静岡県藤枝市の小柳三義さんが作られている釜炒り茶です。印雑131号とやぶきたを交配して作られました。鼻の裏側をツーンと通るような甘い香りと味がやぶきたとの違いを際だたせています。烏龍茶のように少し萎凋させている上、紅茶の品種(印雑131号)を掛け合わせているので香気の豊かさが生まれました。
ちょと刺激の強い食べ物に慣らされている私達にはピッタリのお茶かも知れません。

 参考  http://www.marumiyatea.com/index.html 

 まさに、飲んだ感じは緑茶と紅茶とウーロン茶の葉っぱをそれぞれブレンドして入れたのではないかな、という感じの印象です。
 
 しかしこれは面白い。やぶきた深蒸し一辺倒の茶業界に対する一石とはなりそうです。わが市ではこういう取り組みがあまり全面に出てこないのは、やはりやぶきた深蒸しがとりあえずは売れるからだろうか。

 知り合いの茶商さんの何人かに訊いてみても、「品種茶かい…、置いてみてもあんまり売れないねえ」とのこと。
 しかし、消費者のニーズに対するもっと積極的な開拓と掘り起こしをしないといけないのではないか、というのが私の問題意識である。
 消費者の心理の変化は急激に訪れる予感もある。

 茶業界ともっと意見交換をしてみたいものである。 
 


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