掛川奮闘記

2003年05月23日(金) 030523_県内助役会議

【助役会議】
 県内助役会議の招集があり、今回の集合場所の富士市へ向かう。

 県内の市の助役全員が集まって、今年度最初の会議である。県から、最近の県政の状況説明があった後、警察の課長から、最近右翼やヤクザが役所をねらっているので注意をするように、という情報提供。

 お役所は、最近その手の人種から金づるとしてねらわれているらしい。典型的なのは新聞購読などで、事によっては予算の執行の中で処理できたりするから、余計ねらわれることになるらしい。

 例としては、月々10万円の新聞購読料を払っていた市町村もあったりしたようである。

 毅然とした態度が必要なのだが、得てしてちょっとした仕事上のミスなどがあったりして、それをネタに強請り、たかり、恐喝に発展して行くのである。

 警察と連携を深めて対応を強化しなくてはならない。

     ※    ※    ※    ※

 静岡市の新助役松田さんが国土交通省から来た方で、昨年度にある会議の業務で一緒になった方だったので心やすくて、心強い思いがした。
 
 この松田助役さんは、家族は都内で単身赴任とのこと。金曜日に車で帰って、日曜日に出てくると言っていましたが、「土日にいないと助役は務まりませんぜ」と脅かすと、「ええ、そうかな?」とちょっと驚いた様子。

 でも静岡市70万人ともなると、助役さんが個別の市民と対応するようなことはないんだろうな。それに比べて人口8万人のわが市は常に、市民一人一人との関係が濃いです。

 公共事業でできる施設は世の中大体一緒だが、まちづくりの手法は一箇所ずつ全て違うと言っても過言ではない。

 私自身は、この町の生活を楽しめているし、こういう小都市でのまちづくりが大変勉強になっている。責任も重いけれど、考えさせられて気づくことは多い。
 人間なにかに気づくことは大事なんだな。


    ※    ※    ※    ※

 視察として、国体水泳会場にもなる県営プール施設を見学する。卵のようなフォルムに、銀色の外壁材で仕上げた様はまさに現代建築の粋である。

 中には、飛び込み施設と、50メートルプールがあり、さらにトレーニングルームもある。これでどの施設を使っても一日500円だというのだから、なんとも大盤振る舞い。さすがは県の施設様である。

 管理費も光熱費代で年間一億五千万円とか。ひえー。これで県の水泳のレベルが上がらなかったら、大変なものですなあ。



 < 過去  INDEX  未来 >


こままさ