| 2003年05月19日(月) |
030519_課長の死に呆然 |
【主幹会議】
年に二度ほど、主幹会議で助役が話す場面があって、今日がその日。部課長会議の遅れのおかげで45分の枠のはずが35分に短縮の憂き目にあったがいたしかたない。
今回の話題は、4つで、�々臺擦和臺僂世�、同時にいままでの市政で曰く因縁があって変えられなかったものを変えるチャンスであるので、なにがどう変えられるかを意識せよ、�△錣�市を観光地とするためには、4つの要素がある。それは魅力、安心・安全、情熱・やる気、情報チャンネルの4つである。意識せよ。�Ｆ辰望霾鵐船礇鵐優襪力辰任蓮▲泪好灰澆鯊膸�にして、的確な情報提供に努めよ、�に漂辧�危機管理に関して常に頭の中でシミュレーションを怠るな、などと言ったお話をしました。
もうこれであっというまに35分経ってしまいました。むう、人に説教するのが楽しくなると時間がどんどん経つね。
さて、主幹さんたちにはどれくらい分かってもらえたことでしょうか。
【第一回合併協議会】
第一回の合併協議会が、委員30人と傍聴者50名ほどで開会されました。
今回は協議会の規約やら取り決めなどを確認するのが主な議題だったので、さほどの意見のぶつかり合いもなく終わりました。
ただ、まだ一市二町による合併に批判的な考えを持つ委員からは、アンケートについて「一市二町による合併でよいのかどうかをという必要があるのではないか」といった質問が出されて、困ってしまった。
私としては、「今回の協議会は、一市二町による合併を前提とした協議会であって、一市三町、一市四町による合併が良いという進め方なら、別な協議会をどうぞお作り頂いて、そちらで議論して下さい、それができないのが現状なんですね」言いたいのをぐっとこらえて、静かに聞いてました。
合併はまだまだ、次からが多難になりそうなのである。
【課長の突然死】
夜になって市役所から電話があって、「農業担当課のK課長が自宅で倒れて、市立病院へかつぎ込まれたが、状況はよくなさそうだ」という連絡を受けた。
連絡を受ける前に、会合で飲んでいたために車では市立病院へ行くことができず、「助役さんが行っても、できることもありませんから…」ということなので、ただその場所にいて突っ立っていても役に立たないかな、と思ってしまう。
数分後に部長からも電話があって迎えに来てもらって病院に行くことにした。
病院ではすでに、上司、部下、同僚など十数人が集まっていて悲しげな顔をしている。
「どうなった？」と訊いたが、「先ほど心臓マッサージを止めました…」とのこと。まだ54歳の若さなのに、突然死ということになってしまったのである。
朝の部課長会議には元気に出ていたのに…。やがて次の部長になってもらわなくてはいけない人材だったのに…。一緒になって、血の池地獄の水草の清掃をしたばかりだったのに…。
「朝に紅顔、夕べに白骨」と言うけれど、こんなにも人の命があっけないとは。
自分の命があと何年もあるという確率に安心しきって生きている毎日だが、こうして人の死に直面すると改めて、一期一会、そのときそのときを大事に生きなくては、と思うのである。
それを知るための代償としてはあまりに大きい、K課長の死なのであるが。
辛い思いを胸に三々五々散会したが、誰もが力が抜ける思いであったに違いない。
課長の冥福を祈るのみである。 合掌
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