掛川奮闘記

2003年05月14日(水) 030514_総務部懇親会〜塩の道会議

【塩の道、佐久間町から】
 その昔、海縁から内陸の土地へ塩を運んだ運搬路が「塩の道」で、実は日本中には300以上もの塩の道があると言われている。

 そのなかでもわが遠州から南信州へ入り、塩尻へいたる南塩のルートと、日本海の糸魚川から南下して安曇野、松本を通り塩尻へいたる北塩ルートが日本で一番長い、塩の道である。その距離350キロ。

 そして、これらを結ぶ市町村が連携して、観光や文化的つながりで地域をアピールしようと言うのが「塩の道会議」である。

 年に一度、サミットを行っているのだが、今年の開催地は静岡県佐久間町。佐久間ダムという日本でも指折りの歴史あるダムのあるところである。

 今日はこの佐久間町から担当者が来てくれて、今年の会議の進め方について打ち合わせを行った。

 まずは7月30日に、担当者による戦略会議を行うことが決まった。今年も松本に行けるので少し嬉しいな。

 佐久間町は、先日十割蕎麦を打ちにFさんというお宅を訪問したので、その話をしたら、先方の助役さんはすでにそれを知っていて、「次の日に電話が来ましたよ」だそうで。狭い町ですな、まったく。

 実はここでも年に一度蕎麦祭りをやっているそうで、全国のあちこちから蕎麦打ちの猛者が集まってくるのだそう。北海道の幌加内と同じで、いつかは全麺協の蕎麦打ち選手権を誘致したいと言っていた。しかも佐久間町は、全麺協に町として参加しているらしい。うーむ、さすがによく考えておられる。

 蕎麦祭りは年明けの2月にやっているとか。来年こそお訪ねしてみたいものである。


【総務部懇親会】
 夜は総務部による懇親会。部単位ではなかなか飲みに誘ってくれることがないものだから、お願いをして、「一度部での飲み会に参加させて欲しい」と伝えてあったところ、「今日しかなかった」とのことであった。

 今日しかないのは、前後に飲み会が入っているからなのだが…(^-^;)。しかも、よりによってこういう飲み会の多い週に入れるとは…。

 総勢はおよそ25人で、なかなか一同に会して話をすることがないが、こういう場面だとざっくばらんな話もできるというものである。

 こういうときにお話を聞くということが人生を次につなげるためにはとても大事なのである。一生のうちのたった二時間がその後の一生を左右することがあるからね。



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こままさ