掛川奮闘記

2003年05月09日(金) 030509_掛川の公麿?

2003年05月09日(金) 条例でがっくり(-_-;)

【朝から】
 市内のある地区での勉強会での講師依頼を受ける。

 最近あちこちで、「助役さんの話は面白い」という噂が出回っているらしい。あまり頻繁に話をするとネタも尽きてしまいそうで、話を小出しにしなくてはなるまい。

 だんだん、わが市の綾小路公麿のようになりつつあるようだが、話は真面目すぎても面白くないし、くだけすぎても何を言っているのか分からなくなる。

 聴衆は笑うのが好きだが、それだけではない。政治的に無党派と呼ばれる人たちでも決して無関心なわけではない。

 真面目な話にユーモアを入れてわかりやすく伝えるテクニックやスキルが必要だ。大事なことは大事なこととして、伝えるための技術とはなにか。さらにいろいろ勉強しよう。

 そう言う意味では、綾小路公麿はプロフェッショナルだなあ。

【竹の丸の庭園】
 午後に日本庭園の世界ではその名を知られた龍居先生に、竹の丸の庭園を見てもらう。

 竹の丸の建物については、別途に調査を出して、洋風モダンの二階部分が、かつて平屋だったものが建て増しされたものであったことなどが分かっていた。

 建物も、昔は建っていたものがいまではなくなっていて、そこが妙に釣り合わない広場になっていることなどがわかったのである。

 広場にアクセントを作り加えるか、建物を復元するかなど、いくつかの選択肢があるのだが、建物を修復しようとすれば、二億〜四億円がかかると見積もられている。

 庭園とセットの建物の価値はかなり高いものがあり、わが市における有用な観光資源であると言える。いかにこれを修復できるか、修復したところでどのように管理してどのように活用すべきかなど、課題はいろいろとあるのである。

 建物の管理をするためには、民間の料亭に貸してはどうか、などといった考えも出されたが、言下に否定されたとか。

 なんにしてもお金が必要で、それでいて先立つ金がない。金がないということは、本当に情けないものである。

【区画整理協議会懇親会】
 今日の夜は、市で施工している区画整理事業の地元協議会が開催されて、年に一回の懇親会を行った。

 一度や二度はお会いしているのだが、なかなか名前も覚えられなくて情けない。それでも二次会までお付き合いをして、盃を重ねるうちにうち解けてくるものである。

 その世界での実力者と呼ばれる人も多い。身近な知人だけではなかなか計り知れない世界もあるものである。

 まあこうやって、恐れず人に会い続ける先に何があるか、行けるところまで行って見てみよう。


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こままさ