2003年05月10日(土) |
030510_花の売れ行き〜挨拶が… |
【土日はイベント】 朝一番は花の市。毎月第二土曜日の朝に、お城の近くの三の丸広場でやっているのである。
イベントの中身は、花の苗を一人三鉢まで無料でもらえることと、あとは市内の農家の百円市、さらにお花屋さんが花の鉢を並べて格安で販売するといった花と緑のイベントである。
この場でいつも会う、市議OBの鳥羽さんに挨拶してご機嫌伺を伺う。このイベントを担当しているのは地域担当の課なのだが、イベントが多くて毎週何かかにかがあって、休みなど取ってのんびりする週末など考えられない。 ある程度ローテーションで担当しているようだが、本当に大変そうである。
花を売っている業者さんは三社あって、週ごとにローテーションを組んで店を出しているのだが、今日の当番はその中でも一番仲の良い榛葉さんであった。
「お忙しいですか?」 「この週末は一年で指折りの花が売れる週末ですよ」
「へえ、それはまたどうしてですか?」 「明日が母の日でしょ?カーネーションを中心に、一番売れるんですよ。」
「なるほど。」 「でもね、リスクも大きくてね」
「それはどういうことですか?」 「カーネーションの単品だけでなくて、他の花などと組み合わせたセット企画もたくさん作るんですが、これがその年によって消費者の好みがぶれるんです。『この企画なら売れるかな』と思うようなセットがあまり売れなかったり、数少ないセットが飛ぶように売れていったりとかね。」
「はー、難しいものですね」 「そのときの天気などでも違うし、この時期はやはり買いに来たお客さんに『売り切れました』とも言えませんしね。」
「カーネーションは切り花ですか?」 「両方ありますけどね。鉢で買われるかたも結構いて、花やつぼみが痛まないように輸送するのもなかなか大変です。ただね、カーネーションは本当は難しくて、花屋さんの環境であれば、つぼみをきっちり花として咲かせますがご家庭に持ち込むと咲かない場合も多いんですよね。むずかしいものですね」
ううむ、花の世界も厳しいですなあ。
【ふれあいロード調印式】 国道一号線の沿線で、国道管理者である国道事務所が歩道脇に花壇を作ってくれて、これを地元のボランティア団体が管理するという仕組みの、「ふれあいロード」という制度が近年できたのだが、これのわが市の第一号となる調印式が行われた。
ボランティア団体は、市内の薗ヶ谷と成滝という二つの地区の町内会の緑化部会が担当してくれることになっています。
今日は調印式に、国道事務所の所長以下5名の職員が来て下さって一通りの式が行われました。
国や自治体にとって、公共物の管理をどうするかというのは大きな課題なのだが、これまではとにかく作ったものは管理者が管理するのが当たり前という考えでやってきたが、それも管理費の増大を招く一方で、限界が近づいている。
やはり恩恵を被っている利用者にも関心を持ってもらい、管理の一部を担ってもらうことがきわめて有効である。
ボランティア意識が高まってきているので、ボランティアによる管理活動も増えては来ているのだが、これをさらに助長しようと、ボランティア団体の名前や管理内容を看板にして張り出して、やる気と責任意識をさらに強化しようと言うのがこの制度である。
式の最後は花壇に花の苗を全員で植えて終わったが、今はよいけれどたちまち雑草畑になりそうである。地域の皆さんには、どうぞ管理にご協力をよろしくお願いします。
【年金受給者総会に招かれる】 上記の総会に招かれて、市長の代理で挨拶の予定であった。
式は淡々と進んでいったのだが、国会議員のYさんが見えていたので、先に挨拶してもらい、続いて県議の挨拶があった。 次は私、と思ったところで司会から「え〜、時間がなくなりましたので、ご来賓はご紹介だけで…」ときたもんだ。
「なんで挨拶がないんだ!」と暴れ回るほど子供ではないが、仮にも市長代理の挨拶がなかった、ということは残念に思う。 次回は、手を挙げて話をさせてもらうことにしよう。
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