掛川奮闘記

2003年05月04日(日) 030504_おやじの会で飲む

【Mさんのこと】
 我が家の建築に当たって、ご縁があって営業マンとして会社と我々をつないでくれたのが、D社のMさんである。

 今回久しぶりに帰札しているのと、例の鉄仮面が出てきたので玄関に設置するためのの打ち合わせをしたいので、我が家まで来ていただけますか、とお願いして午前中に会うことができた。

 最近の近況を聞けば、いまでもD社の営業を継続してはいるが、個人的に木材取引の会社を設立してそちらの関係で国内を飛び回っているとの事。

 住宅建築だけではやはり道内市場は苦しいのかな、とも思ったが、木材を武器にさらに羽ばたこうとしているのだから、応援したいものである。

 「具体的にはどういう方向があるのですか?」
 「今自動車会社で、高級車には木製のハンドルをつけたがっているのですが、ハンドルのを木で作ろうとすると、いままでは削りだしで作ることが多くて、それでは安くならないのです。北海道にはナラ材などを曲げ加工して家具に使うと言う技術が進んでいるのですが、自動車メーカーがハンドルに使いたい木というのが北米のカエデ系統の木で、これが硬くてそう簡単に曲げが効かないのです。いろいろと試してみているのですが、林産試験場などにもお願いして、なんとかこれをものにしてみたいと思っているのです」

 自動車メーカーが求めるような安定した品質安い製品を、ある意味安定しない木材から作ろうと言うのは大変なように思えるが、そういう大変さを克服するところにビジネスチャンスもあるのだろう。検討をお祈りしています。

【ヤマハセンターへ行く】
 かねてより次女のyukinが楽器屋さんに連れて行ってほしい、と言っていたので、午後にヤマハのショウルームである「札幌ヤマハセンター」へ言った。

 思い起こせば25年前にガットギターを買ったのもここであった。懐かしいねえ。

 家族みな思い思いの楽器などを見て廻っていたが、私の興味はやはりギターへ。ひとつ試奏でもしてやろうかとギターコーナーを見て廻っていると、なんとニューモデルのサイレンとギターが出ているではないか。

 早速試奏してみたが、これが実に具合が良い。いままでのサイレンとギターとどう違うかと言うと、指で弦を押さえるネックと呼ぶ木の部分の幅がわずかにひろくできていて、標準のネックの幅になっているのである。
 
 これが、今現在私の持っているモデルでは少し幅が狭いもので、女性用なら適しているかな、と思わせるようなサイズだったのである。

 やはりユーザーの中から、「ここまでやったのなら、ちゃんとしたサイズの物を作ってほしい、と言う要望が強く出たに違いない。私ですら使っていてそう思ったくらいである。

 しかし、これが私が買ったわずか4ヵ月後に出るとはまことに残念である。新しい一台を買い足すほどの熱意もない。うーむ、遠い未来への宿題としておこう。


【おやじの会のメンバー集合】
 帰札にあわせて連絡しておいたところ、おやじの会のメンバーが集まって飲みましょう、ということになり、琴似駅近くの飲み屋さんへ集合。

 集まってくれたのは、会の草創期のメンバー6人。

 懐かしい話やら、現在の話題などで大いに盛り上がった。今回集まってくれたYさんは、なんと今年のPTA会長になったとか。おやじの会とPTAをつなぐ役割もおおいに期待されるところである。

 さんざん飲んでいるうちに、それぞれがおやじの会に入るきっかけやら思うところが出てきて、よくよく聞いてみると、皆それぞれにいろんな子育ての悩みなどがあることがわかった。

 子育てにある程度悩まないと、こういう会に入ってまで活動をしようという気持ちにはならないのが残念である。

 人間の想像力なんて当てにならないものなんですね。やはり現実が一番なのかな。


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こままさ