掛川奮闘記

2003年04月27日(日) 030427_市議会選挙の結果

【家事全般】
 久しぶりの日曜なので、温泉へでも行きたいところであるが、残念部屋の中の掃除をしなくてはならない。

 ここのところ夜が遅い生活になっていて、飲み会も多く、大変だったのである。

 掃除機の絨毯モードでバタバタ埃をたたき出してくれる部分が壊れてしまって困ったのだが、季節的にホットカーペットもはずしてしまうことにしたので、あと半年はもつだろう。

 この時期、転勤やら退職などの挨拶が多くくるので、返事も書かねばならないなあ。

【市議会選挙】
 いよいよ今日が市議会選挙の本番である。天気は花曇りのようで、時々薄日が差すが、雨の心配は全くない。

 昨日までの候補者名の連呼の声は消えて、町は静寂を取り戻している。近くのスーパーから少年が「緑の募金をお願いしまーす!」と叫ぶのが聞こえるが、返ってそれが静寂感を強めているかのようである。

 嵐の前の静けさといったところか。

 私の場合は、すでに不在者投票をすませてあるので今日は投票会場へは行かずに家のことができるのである。

 
 夜になって、投票終了が午後八時。開票場に運ばれるのが九時、と聞いていたので、夜十時を過ぎたところで開票場の体育館へ向かった。

 会場は入り口付近に掲示板があって、十人ほどがたむろしているが、それほどの慌ただしさはない。午後10時発表の開票速報が書き出されていて、開票率が7%、得票は各候補とも100票とのこと。まだまだ序盤である。

 知人を見つけて、開票の場所への行き方を聞く。体育館の後ろに参観者の受付があってそこから体育館の最後尾へ入ることができた。

 入ったところで、パイプ椅子が三列並べられていて、その先は通路が1メートル幅で、皿にその先には机が置かれていて、一般参加者がたむろできるのはそこまで。そこから先は選挙管理委員会の作業スペースである。

 パイプ椅子の上に靴を脱いで立って、双眼鏡で遠くを除いている人が何人もいるので、受付にいた知り合いの職員を捕まえて、「みんな何をしているの?」と訊く。
 「一番遠くでこちらを向いている人達が立会人なんですけど、その前の机に、開票の山が積まれているんです。みんなそれを見て、誰の山が何百票だとか、誰が伸びてるといったことを見ているんです」

 ふーむ、なるほど、選挙の開票作業とはこうやってするものなんですな。

  ※    ※    ※    ※

 やがて、毎正時と30分に開票速報が発表される。次第に結果が明らかになってゆき、午後11時半で最終の結果が発表となった。

 結果的に、現職4人が落選し、新人が地盤引き継ぎも含めて8人当選するという大幅入れ替えの結果となった。

 特に、地域代表ではなくて福祉や環境など特定の分野での票を集めて当選した人が増えたのが今回の特徴である。

 合併があるために、もしかしたら今回の市議の任期は二年間という事になり、二年後には再び選挙と言うこともあり得るのだが、この二年間の政治的作業は重要である。

 これが今回の市民の選択の結果である。

 新しい議員の皆さん、ともにがんばりましょう。


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こままさ