掛川奮闘記

2003年04月14日(月) 030414_webサイトはできるものやら

【部課長会議】
 週の初めは部課長会議。

 選挙の結果に話が及んで、「勝っても負けても千票差、と言われていたが蓋を開ければ五千票の差がついた。いろいろと市民の動向を分析しないといけないけれど、『草の根』対『自民組織』という図式の対決という構図になったということもあるだろう」という話であった。

 いずれにしても、新しい県議と市役所の関係を保って、市政上の課題や県へのお願い事項などを整理して理解を深めてもらうように、との指示があった。

【当選証書付与式】
 その当選議員に対する当選証書付与式が市役所で行われました。選挙管理委員長から当選したMさんに詔書が手渡されると、立ち会いの選挙管理委員、市役所幹部から拍手。

 選挙管理委員、市長、市議会議長から当選のお祝いの挨拶の後に、新県議からの挨拶。

 「改めて市民、県民からの期待と責任を痛感します。県政の橋渡し役として訴えてきたことを果たして参りますのでよろしくお願いします」とのこと。

 浜松市50万人には県議が12人、旧静岡市には県議が10人、近くは磐田市9万人でも二人の県議がいるのに、わが市は8万人でたった一人の県議と言うことになる。県政につないで頂くための唯一のパイプであるので、期待はまさに大きいものがある。

 よろしくお願いしたいものであります。


【市長ヒア】
 今日の市長ヒアリングは、徳育保健課と福祉課、国保介護課の三つである。

 徳育保健課では「歯のフッ素洗口」が話題になる。歯へのフッ素塗布やフッ素洗口を行うと虫歯に対する効果があることは医学的にはっきりしていて、乳幼児の歯科健康のためにきわめて有効な手段なのだ。

 問題なのはこれを誰が行うかである。学校で行おうとすると、週に一度子供達に対して20ccのフッ素液を配給して一分ほどクチュクチュうがいをさせることになる。これが学校教育関係者からなかなか理解が得られない。忙しくて対応しきれないというのである。
 
 もう一つの理由は、本来それは家庭が子供に対して面倒を見るべき事柄ではないか、という意見である。

 歯を磨くのも一つの健康習慣だが、フッ素洗口を各家庭の家庭力に委ねると、しっかりとした家庭とルーズな家庭で子供の歯科健康にかなりの差が出てくるのだろうな。

 本来家庭で行うべき事柄を、家庭の力が弱ってきたために社会化してきたのが戦後の日本の姿と言えるのではないだろうか。介護も保育も給食も、そして歯科衛生も…。

 家庭の力を復元するにはどうしたらよいのだろうか。いやそれはもう歴史的には過去の話であって、全てを社会化してゆかなくては健全な運営ができないのだろうか。

 自己責任と言う言葉を忘れ、責任を負う覚悟を捨ててきた昭和から平成への流れを断ち切るにはどうすべきか。やはり報徳思想かなあ。うーむ。


【WEBサイト発信に向けて】
 知人のSさんがちょうど市役所へ来ていたので、ちょっと相談事に乗ってもらうことにした。

 相談事というのは、私の個人ホームページを立ち上げるという話。今までに自分で作成したおんぼろサイトもあったのだが、更新がはかばかしくなくて作ったきり中断してしまっていたのである。

 ホームページで定期的に情報を発信してゆくのは大変だと思っていたのだが、考えてみれば、こうやって日々書いている見聞録を集めてリライトすれば、この地での情報発信になるのではないかと思った次第。

 考えてみれば、私自身が見聞した面白い話を他の人に知らせないというのももったいないものである。地域で頑張っている人やら、市政上の話題、こうありたいという話など、私なりに伝えたいことも多いのだから。

 そんなわけで、最初のwebデザインをプロであるSさんの会社にお願いしようということである。
 あとは私の責任でアップするという努力が必要なのですがね。

 うちの高校三年生の娘は受験生であるにもかかわらず、へっぽこサイトを作って楽しんでいるのである。使える時間に限りのある私の方は更新の頻度においてちょっと不利かもしれませんが。

 せいぜい日記の更新だけになるかも知れないしね(^-^;)。


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こままさ