日々の思い

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メルケルさんに思う
2007年08月31日(金)

ドイツの首相メルケルさんは旧東ドイツの出身、

「自由を得たのが人生最大の驚き」と言った。

まだ東西が分裂していた頃自由にあこがれた中学生の彼女は学校の手洗いに隠れて西の議会演説を聞いていたと言う(日経新聞夕刊より)


ベルリンの壁を越えようとして射殺された人は200人以上。
超えようとしても超えられないまま、会いたい人に会えないままに亡くなった人はもっと多数。
突然に築かれた壁で30年近くも分断されてしまった国。



その壁が人々の熱情で一瞬にして崩壊して行く様を私はテレビで見ていた。
ものすごい衝撃と感動を覚えながらもそれはテレビでの光景だった。


メルケルさんにとっての40年は、
私にとっては1世紀近い時間をもってしても経験することのない時間だ。







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