最近は天気予報がよくあたるようになって今日の予報もぴったり。 朝からぐずついていたがどうやら本降りになったようだ。 この時期を”秋隣”と、言うそうだ。 (立秋は過ぎているのに日中は真夏。でも朝夕は少し涼しさを感じられる) 日本語って本当にきれいな言葉だと思う。 ひとつひとつの文字を組み合わせることで、幾通りもの言葉をつむぎだしている。 旅に出るのにも歩いて行くしかなかった時代の人たちは五感を通して感じるものを、何度も何度も反芻して、考えられるものすべての文字の中から、それらにぴったりの言葉を選び出していったのだろう。 だから言葉(音)で聞いてもわからなくても文字にすることで光景が浮かびだされるのだ。 月を表す言葉にもその満ち欠けでそれぞれに名前がある。 満月(望月、十五夜) 十六夜(いざよい) 弓張月 立待月 居待月 寝待月 などなど・・・・ しかし、今の時代、皆既月食の次に来るのは、新人議員のスキャンダル、などなど・・ ゆっくり月を眺めてウサギを探す時間などは、ないに違いない。
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