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■ 気晴らしは誤魔化し
義母から電話があった。 みんな変わりなくやっているのかと安否を尋ねる電話。 娘が来春小学校にあがるので、ランドセルやら学習机やらを準備しなくちゃね、とも話していた。 喉元まで出掛かる言葉は口に出せない。 「ま〜」 「え〜」 「は〜」 と、のらりくらりとはっきりしない返事でかわす。 「私も同じ苦労をしてつい最近まで我慢のし通しだったから、、、なんとか、友達作ったり、趣味をやったり、そんな事で気晴らしでもして、、、」 と義母は言う。 けど、やっぱり、どうしても、そんな事では私の気は晴れない。 誰よりも近くにいて、何より一番大切な家族と思っているのに、その相手と心が通わない事がどんなに辛く、寂しい事か、、、 他の事で気晴らしをしてもそれは所詮一時の誤魔化しでしかない。
2003年01月16日(木)
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