結婚と不倫と離婚の間
蒲公英



 娘の言葉 〜大人になるまで待って〜

昨夜、子供を泣かせてしまった。

「お母さんは、この家にいると病気になるから、おばあちゃんの家で暮らしたい」と言った。

子供は、「家出は絶対駄目だよ!」と大泣きした。
(「家出」なんて言葉、どこで覚えてきたのだろうか?)

「どうしても、なら、私が大人になってからにして。大人っていうのは、中学生とかじゃないよ。ほんとの大人。
漢字も書けて、英語も話せて、何でも自分で出来る大人よ。そしたら家出しても良いよ。私も、お嫁に行くし。」

だま、5歳の子供だから、どこまで本気なのか分からないが、兎に角、昨夜、子供にそう言われた。

それで、私も泣いた。
子供にこんな事を言わせてしまった事、子供を泣かせてしまった事を後悔して泣いた。

(それにしても、娘の「大人」の定義にはちょっと笑えた。)

2002年03月07日(木)
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