くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2009年11月17日(火) 日本語

静かで穏やかで、でもちょっと間の抜けた日常の日記が読みたいし書きたい。

過度に顔文字や装飾をほどこしてあるのではなくて、書く人の人となりがにじみ出ていたり気の利いた表現を用いていたり、文章だからこそ読むのが楽しいというような日記。


言葉の乱れって、いつの時代も「今時の若者は・・・」みたいに言われてきているけど、本来の日本語が一片の乱れもなく使われてきていたのなら「古文」なんて存在していないはず。だから今使われ始めている「なんだこりゃ」と思うような言葉も、何百年かしたら普通に辞書に載っているのかもしれない。今わたしたちが使っている言葉が「古文」になっているかもしれない。
だとしても、なるべくなら今まで日本語として使われてきた素敵な言葉たちを使っていけたらいいなあ、とわたしは思う。

とはいえ、そんなに流暢に日本語を使いこなせるわけではないのだけど。勘違いも多いし。使い慣れない慣用句の意味を調べてみると、意外と間違って覚えていたりする。

そういえば中学生のとき「雰囲気」という漢字の読み方について国語の先生とクラスの生徒全員で真っ向から争ったことがあったなあ。国語の先生なのだから間違っているはずないのにね。みんなで「ふいんき」だと鼻息荒くしていたなあ。漢字を一つひとつ見てみれば「ふん・い・き」だって分かるのにね。でも実際大人でも「ふんいき」と言えてない人が結構いる。感覚で覚えてしまっているのだよね。


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