くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2005年05月24日(火) 悲喜こもごも

腹が立ったこと。

枕を買いに意気揚揚と寝具売り場で買い物をしたら、
ポイントカードのポントがつかなかった(つけてもらったけど)。
デビット支払いにしたら、レシートとデビットの伝票の金額が千円も違っていた
(これも訂正してもらったけれど)。
伝票の取り消しやら何やらで、品物をすっかり忘れられた。
手ぶらなのに「ありがとうございました!」って言われても・・・。
しかも時間のないときだったので、イライラは募るばかり。
普通にクレームにできると思った(というか、するつもり)。
手際も悪かったし。

レシートとデビットの伝票の金額が違うと指摘されて、
店員さん固まっちゃうんだもん。
固まる時間があったら、身体を動かせ〜!
「申し訳ございません!すぐに打ち直し致します!」で
ちゃきちゃき行動に移してくれればいいだけなんだから〜。



少し嬉しかったこと。

お客様が、初めて指輪に反応してくれた。
お会計が終わったあと、お客様がやけに挙動不審だったので
「品物入れ忘れた!?お釣り銭渡し忘れた!?」とわたしも挙動不審になっていたら
「素敵な指輪ですね〜」と一言。
初めてのことだったので、わたしもよく反応できず
「あ、ありがとうございます」としか返せなかった・・・。



寂しいこと。

うすいさんとゆっくり話ができない。
会わないわけじゃないし、話もするんだけれど、
そういうんじゃなくて。
「話すべきこと・話さなければならないこと」の会話ばかりだから
他愛もない、のんびりした会話がしたい。
というか、寧ろ会話なんかいらない。
去年の夏、縁側で2人でシャボン玉を飛ばしたあのときのように
ただただ、ゆっくり時間が流れるのを味わうように過ごせれば。
・・・それは、現実逃避?



悲しいこと。

わたしはうすいさんを振り回しているのではないか、ということ。
自分勝手好き勝手に動き回るわたしに
うすいさんは辛抱強くついてきてくれるけれど、
それはうすいさんにとってストレスなのではないかと思い込み、
1人で奈落の底に落ちていた。
うすいさんには「考えすぎ!1人で暴走しすぎ!」と寧ろ笑われた。


すぐに拗ねたり落ち込んだりするわたしに怒ったりしないのは
うすいさんの凄いところだと思う。
「何1人で拗ねてんだよ。もう勝手にしろよ。」ということは絶対に言わない。
どうして拗ねてるのか、落ち込んでるのか、
うすいさんのわかる範囲で考察して、自分が悪ければ「ごめんね」と。
「俺がこういうことしてるから、拗ねちゃったんだね、ごめんね」と。
その口調は、小さい子供に言い聞かせるお父さんそのものだと、いつも思う。
わたし自身の心の狭さ故にへそを曲げることも多々なのに、
「それでも俺にも悪いところがあったから」と言えるのは、おとなだなあ。
そしてわたしに対しても「こういうところは悪いクセだから、直そうね」とも。
うすいさんは自分で理屈っぽいと言っていたけれど
確かに理由や裏づけをして説明や説得をすることが多いかもしれない。
けれども、その口調が硬くもなくきつくもなく、柔らかいものだから
無機質な言葉にならないんだろうなあ。

どうやったらあんな人間になれるんだ・・・?





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