僕らが住むこの世界はどこまで行っても僕らの世界。
僕の知らないところで、 誰かが何かを見て、 誰かが何かを聞き、 誰かが何かを話し、 誰かが何かを作り、 誰かが何かを育て、 誰かが何かを殺し、 誰かが何かを食べ、 誰かが何かを捨て、
僕はその少しずつを教授し、教授され、 僕はその少しずつを享受し、享受され、
君はその一部。掛け替えの無い一部。
君の知らないところで、 僕は何かを見て、 僕は何かを聞き、 僕は何かを話し、 僕は何かを作り、 僕は何かを育て、 僕は何かを殺し、 僕は何かを食べ、 僕は何かを捨てる。
僕はその少しずつを教授して、 僕はその少しずつを享受する。
僕は君の一部。掛け替えの無い一部。
目に見えない糸は複雑に絡み合って、 どこかで君に繋がっている。 愛と勇気と混乱と怒りと悲しみを混ぜ合わせるために 僕は心に受け皿を作って、全ての糸を浸している。 やがて交じり合った名前の無い色の液体となって、 毛細管現象で全てのつながりへと渡っていく。
その先のどこかに君がいる。 だから明日が来ることも怖くないんだ。
だから、突き抜けるほどジャンプしろ! お待ちしております。
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