あお日記

2002年12月17日(火) 温泉旅行

 チェックインは夕方の5時を過ぎてしまった。部屋に荷物を置いて早速温泉につかることになり夕食の待ち合わせをしてから向かった。とりあえず地面に落ち着きたかった私は宿泊する部屋が意外と大きい和室だったので何か得をしたような気分になったいわゆる庶民だ(笑)。一通り部屋を物色している間に女性陣の弾んだ声が我々の部屋の前を通過して行ったが、風呂につかるのが苦手な私はいつまでも部屋に残って一眠りしたいくらいだった。ミルには先に行ってもらってひとり畳の上に寝転がって目を閉じた。が、ここまできてグループの和を乱すこともあるまいと思い直して浴場へ足を向けた。


 最後に到着した私を待って夕食と相成った。ミルが気を利かせたのか、食卓には結構な具材が並んだ鍋で、メインはイノブタらしかった。年齢に不相応なくらい家事をこなせる電ちゃんや自称料理好きの明に鍋奉行を任せて私はただ眺めているだけでよかったのだが、少し食べたら満腹になってしまった。1人分の割り当てはかなりの量で当然まだ不自然なくらい残っている。こういったところで無理をしてみても食べ物は喉を通過しない。なるべく通過しやすいこんにゃくや豆腐を食しつつ「いかがなものか」と思案していたが、他の3人もすぐに空腹は満たされてしまったようだった。私にとってはこの場から開放されるのが最も喜ばしいことだったろう(笑)。


 その後は就寝まで自由であった。隣の部屋の2人の嬉々とした声が長く続くことはなく、すぐに床へ納まったようだ。毎度のことだが、私とミルは話しこむといつまでも長い。途中で共同トイレに向かったが、部屋の前の廊下で風呂帰りの明とばったり出くわした。私にしてはごく当たり前の若者同士の会話をしているなぁと思いつつ用を足しながらひとつため息をついた(と思うんだが/笑)。それは楽しいのかそんな場合じゃないのか、自分でもよく分からない。夜の帳は私を冷静にさせる。この日は湯気の見えそうな乙女の浴衣姿を見たわけでは無いだろうが、旅行の夜に相応しい熱っぽさをささやかに感じていた。



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